
もうすぐひな祭り。
我が家には女の子がいないので雛人形はありません。
ですが子どもと一緒に季節の行事を楽しみたい!
100均に売られている可愛い柄の折り紙を使って息子とおひなさまを作りました。
折り紙でおひなさまとなると平面になりがち…
はさみで切り込みを入れることで立体でころんとしたフォルムが可愛いおひなさまができるんです!
◯改めておさらい! おひなさまとは。
◯折り紙でも立体に!ひな人形の作り方
◯実際に作って感じた注意点など
ころんとした形がとても可愛いおひなさまですよ♪
おひなさま ってなぁに?

おひなさまとはひな祭りに飾る人形のことです。
改めてひな祭りについて少し解説していきたいと思います。
当たり前の日本の伝統行事ですが子どもに聞かれたときに説明できるようにといつも心がけています。
ひな祭りとは
3月3日の桃の節句のこと。
女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする日です。
おひなさま(雛人形)を飾る
ひなあられを食べる
ちらし寿司やはまぐりを食べる
昔から日本で親しまれている行事のひとつです。
おひなさま(雛人形)を飾る
雛人形は子どもたちの代わりに病気や事故から守ってくれるとされています。
昔は紙で作った雛人形を川に流して良くないものを持って行ってもらう「流し雛」をしていたようです。
だんだんと雛人形は作る素材や形が変わっていき、今では桃の節句の日に飾ってお祝いをするようになりました。
女の子が元気で幸せになりますようにと願いをこめて飾られています。
おひなさまと一括りに表されますが
お雛様は女の人
横の男の人はお内裏様とも呼ばれます。
実際は内裏とは住んでいる宮殿のことでお殿様と呼ぶのが正しいとも言われています。
お雛様の飾る位置や物も地域で諸説ありますのでぜひ、自分の地域ではどう親しまれているのか調べて見てくださいね。
【ひな祭り工作】ころんと可愛いおひなさまを作ろう!

折り紙で作ると平面になりがちなおひなさまもはさみ1つで立体になります。
ころんとしているので存在感も可愛らしさがあります。
おひなさま 材料
ひな人形はおひなさま、お内裏様のペアを作ります
材料は全て100均で購入しました。
・千代紙
・好きな色の折り紙(着物の中に入れたり小物を作ったりして使用します)
・黒色の折り紙
・金銀折り紙
・のりテープ(セロハンテープでもスティックのりでも両面テープでも大丈夫です)

ひな人形の乗せる台はお菓子の箱で作りました。
・空箱(なるべく平たいもの)
・リボン(金色が入っていると良い感じ)
・赤色の折り紙

ひな人形 作りかた
作る工程を分かりやすく分けて解説していきたいと思います。
お雛様とお内裏様は作り方はほとんど同じです。
着物を作る
①着物になる千代紙を用意する。

半分に折る。

ひらいて先ほどの折り目にあわせて折る。

ひらいてさらに先ほどの線で折る。

先ほどの線で折り上げる。

②千代紙を90度回転させて半分に折るを3回繰り返す。


最後、柄のない側、白い端っこを少しだけ折る。
③ ②で折った部分をひらく。

白い部分だけ、縦の折り目に沿って切り込みを入れる。

④一番端同士を重ねてのりテープで貼って立体にしていく。

切った先の少し折った部分にのりをつけ、くるっと千代紙の輪の中に入れて貼る。


切り込み全てを同じように貼る

お内裏様の着物も同じように作る。

顔を作る
顔はそれぞれ少しだけ折り方を変えました。
黒いところが髪、白い部分が顔になります。
①黒の折り紙を1/4に切る。
(顔は1枚だけ使用します。)

②黒い面を表に向け、黒いところを残して三角に折る。

③一度ひらいて、三角の先を少しだけ折る。

②の折り目で折り直すと前髪ができている。

④裏を向けて頂点と両端を少しずつ折る。
お雛様は斜めに、お内裏様は底辺をあわせて折ると
それぞれ違った髪型になる。


⑤顔を描く。

顔と体を合体させて飾りをつける。
①着物の中に好きな色を1枚選び丸める。

この時、指を入れて山形にしておくと顔を合体させる時に便利。

着物の中に入れる。

お内裏様も同じように作る。

②金色折り紙や他の折り紙を使って髪飾りや扇子、烏帽子、尺を作る。

顔につけるものは合体させる前に貼っておきましょう!
のりで接着する場合はしっかり乾かしておきます。
③着物の中の色紙と顔の裏面を貼る。

小道具も貼ったら完成!
台の作り方
①箱に赤い色紙を貼る。

②リボンを側面にぐるっと1周貼る。

完成
乗せてみるとこんな感じ!

可愛い…!!
作るときの注意点
着物の切り込みは切りすぎないように注意!
折り重ねているところが土台を支えているので切ってしまうと弱くなります。
着物の端は貼るときも優しく、ふんわりさせることを意識しましょう。
切りすぎたり、潰れて開きすぎてしまってもセロテープで中から固定すれば大丈夫です。
折り紙の大きさに注意しよう!
着物は15センチ折り紙を1枚まるごと使用していますが、
顔の部分は1/4に。
小道具は1/4をさらに1/4に切っています。
自分の作りたいものの大きさにあわせて紙の大きさも選んでみましょう。
画用紙で切って貼ってもOKです。
子どもの様子
我が家は男の子しかいないのですが、毎年実家では私を含めた娘たちの雛飾りを未だに出して孫たちに見せくれます。
我が家にはお雛様はないので毎年、自分たちで作ったものを飾っています。
保育園でも「うれしいひなまつり」を歌ったり絵本を見たりして楽しんでいるようです。
昨年から扇を作るのがブームだったのもあり、両面金色のこだわりの扇を持たせた雛人形が完成しました。

お内裏様の頭にあるのは金色の花だそうです。
は◯かっぱみたい…
自分で作ったおひなさまは愛着もひとしおで、早速写真におさめていました。
まとめ:手作りのお雛様でひな祭りを楽しもう!
ひな祭りについてと子どもと一緒に作るおひなさまについて紹介しました。
昔から日本で親しまれている行事を子どもと楽しみながら伝えることができ良かったです。
はさみを使って切り込みを入れることで、立体的で存在感のある可愛いおひなさまができました。
難しい切り込み等はないので子どもも楽しんで作ることができました。
直線切りができればOKなのでぜひお子さんと楽しく作ってみてください。
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