
子どもにそろそろはさみを持たせてみたいけど、何を切らせたらいいの?

そんなママや保育士さんにぴったりなのが、Canvaで作れるオリジナル はさみ練習素材 です。
特別な道具や難しい操作は不要。
無料で使えるCanvaを使えば、子どもの年齢や興味に合わせてぴったりの練習素材を作ることができます。
今回は、初めての子にも扱いやすい「1回切り」から、ちょっと難しい「丸のカット」、さらにシールとして遊べる「ステッカー風カット」まで、3種類の素材を紹介します。
すべてPDFで無料配布しているので、印刷してすぐ使えます。
はさみ練習をする前に保育士目線で解説!
保育現場でも「はさみのスタート」は重要視されているところが多いかと思います。
はさみは手先の器用さだけでなく、「注意力」や作るものの「想像力」が必要になってきます。
はさみのサイズ: 子どもの手に合った、バネ付き(開く力を補助するもの)や、指を入れる穴が適切なものを使う。
姿勢: 脇を締めて、紙を体に対して垂直に持つように声をかけると、切りやすくなります。
1. 「目と手の協調」の完成形
はさみは、鉛筆や箸を使うよりも高度な動きを必要とします。
- 視覚と動作の連動: 「線を見る(目)」と「刃を合わせる(手)」という、別々の動作を同時にしなくてはいけません。
- 1回切りの達成感: 長い距離を切るのは難しくても、1回で「ちょきん」と紙が落ちる音や感触は、子どもにとって「自分の力で変化を起こせた!」という成功体験になります。
2. 左右の手で「別々の役割」を果たす
1回切りをスムーズに行うには、両手の動作をスムーズにするのが不可欠です。
- 利き手: はさみを「開く・閉じる」という上下の運動。
- 支える手: 紙が動かないように「固定する・送り出す」という支持。
この「左右の手で異なる動きをする」脳の使い方は、着替えのボタン留めなどにも大きく影響します。
3. 「握る」から「操る」へのステップアップ
乳児期の「ギュッと握る」動作から、指先を別々に動かす「操作」へのステップアップになります。
- はさみの穴に指を入れ、親指とその他の指を対立させて動かすことが、後に「鉛筆を正しく持つ力」や「筆圧のコントロール」を支える基礎体力になります。
4. 集中力と「静」の時間の確保
はさみは一歩間違えると危険な道具です。
だからこそ、子どもは自然と「今、ここに集中する」ようになります。
- 保育現場では、はさみを使う時は「おしゃべりをやめる」「座って使う」というルールを伝えます。
- 1回切りに没頭する時間は、衝動的な動きを抑え、落ち着いて物事に取り組む精神的な成長を促します。
はさみ練習素材 1回切りからスタート!

はさみを1番最初に練習するときにおすすめなのが1回でちょきんと切り落とせる素材です。
ちょきん!という感覚を楽しいと思えるようにしましょう。
どんな素材?

- 点線で切る目安をつけた縦長の素材。
縦長には大人が切って準備しておきます。 - 花や葉っぱのイラストを先端につけて、切ったあとに貼って遊ぶこともできます。
Canvaではさみ練習素材 作り方
①A4サイズにガイド線を追加する

②ガイド線にあわせて「図形」の線を引く

線は大人が切る線は実線、子どもが1回切りをするガイド線は点線など分けておくと分かりやすいです。
③枠の中に花・葉っぱなどのイラスト素材を配置

遊び方の例
- 切ったパーツを貼ってお花畑を作る
- 並べて色分けや長さ比べに発展させる
切った後、飾っておくと「自分で切った〜!」と達成感を感じることができ、「またやってみよう!」と意欲につながります。
丸く切るってむずかしい?「丸カット」はさみ練習素材

直線が上手に切れるようになったら挑戦したいのが「丸」です。
切りながら紙を回す技術が必要です。
どんな素材?

- 丸く切る感覚を楽しく覚えられる
- 素材を丸いものにして楽しく、子どもの集中力がアップ
Canvaでの作り方
グラフィック素材の「丸」や「円」を配置

「お皿」や「かたつむり」など、切ったあとに意味が出るデザインにするのがコツ
遊び方の例
- 丸を切ってお弁当の具材や動物の顔づくり
- 大きさ順に並べて遊ぶ
丸の形は難しいので少し切れてしまっても絵柄が分かるようなものを選ぶのが良いです。
ちょっとレベルアップ!「ステッカー風素材」

最後に紹介するのはイラストの形に切る練習素材です。
イラストの周りに縁取りがしてあるのでイラストを切ってしまう心配は少なめ。
どんな素材?

- ふちどりされたイラストを切って、本物のシールのように遊べる
- 工作遊びにもぴったり
Canvaでの作り方
イラスト素材を選択して縁取り加工をする

[写真を編集]→[シャドウ]→[アウトライン]を選び、「サイズ」と「強度」を100に設定。
ふちの色は白、黒、カラフルなど自由に設定可能です。
ステッカー風縁取りの詳細は別記事で紹介しています。
遊び方の例
- 切った素材をノートや台紙に貼ってオリジナルシール帳づくり
- 飾りとしてイベント台紙に貼って楽しむ
上手に切ることができるようになったらシール用紙に印刷して見ましょう!
実際にシールとして貼ることができます♪
100均のシール用紙を使えば「本物のシール」に
素材を100円ショップで購入できるシール用紙に印刷すれば、切ったあとに貼って遊ぶことができます。

七夕やクリスマスなど、季節のイベントに合わせたモチーフで作ると、切って・貼って・飾ってと幅広く楽しめます。
素材はPDFで無料配布中

今回紹介した3タイプの素材は、すべて実際にCanvaで作成したものをPDF形式で無料配布しています。
印刷してすぐに使えるので、忙しいママや保育士さんにもおすすめです。
個人の範囲でのご使用をお願いいたします。
不明点はお問い合わせまで。
はさみの使い方に不安がある方へ
「持ち方や教え方が分からない」「何歳から使っていいの?」と不安な方は、別の記事で解説しています。
こちらは手書きの素材PDFを配布しています。
まとめ Canvaで子どものはさみ練習素材を作ろう!
はさみは、子どもにとって「自分でできた!」を実感しやすい大切な体験。
でも最初に渡す素材選びで、楽しさや意欲は大きく変わってきます。
Canvaを使えば、子どもの発達や好みに合わせて素材を自由に作ることができます。
一度きりの「切る」体験ではなく、貼る・飾る・作るまで広がるような、楽しい時間になりますように。
ぜひ、日々の遊びや保育のお役に立てれば嬉しいです。




コメント