布製のあいうえお表です。
マジックテープで貼ったりはがしたりして遊べます。
この記事では
・手作りあいうえお表の作り方
・刺繍ではなくフエルトで簡単に絵柄をつけたあいうえお表
・好きな絵柄を詰め込んだオリジナルあいうえお表
について分かります。
あいうえお表を作ったわけ
長男を出産してから育児に追われ、なかなか好きな手芸ができずにいました。
そんな時に雑誌に手作りキットの広告が載っていて作ってみたい!と
イメージを紙に書いてほぼ勢いに任せ作り始めたのがこのあいうえお表です。
しかし雑誌でざっと見ただけで作り方も曖昧でかなり完成まで時間を要した作品でもあります。
作る時に私の好きなスヌーピーの仲間を入れたいと思い、イラストを描いてフエルトでちくちく縫いました。
文字はアイロンシート等も使って割と簡単に仕上げました。
あいうえお表 完成品
文字面↓
その裏側の絵柄面↓
土台↓
サイズはおおよそ 横75cm 縦52㎝
文字一枚が おおよそ 6㎝の正方形です。
土台作りからスタート
まずは土台から作っていきます。
今回は垂れ下がらないようにキルトの布地を使用しました。
厚地ではなく、普通のキルト布地で大丈夫です。
あいうえお表 土台 材料
・キルト生地 106センチ×77センチ(長編を半分に折るので柄の向きに注意!)
・キャンバス地の布 35センチ×63センチ
・マジックテープ 60センチの長さを5本
・アイロン転写シート
・ひも 110センチくらい
・棒 92センチ
・アイロン
・ハサミ
・ミシン
・針と糸
あいうえお表 土台 作り方
①キルト地の布の長い辺を布端1センチ折り、ミシンで縫う。
②キャンバス地の布を裏側に4辺、1センチずつ折り、アイロンをかける。
③キルト地を縦長に広げ、下から5センチくらいのところに表にしたキャンバス地の布を配置してみて、位置を決める。
位置が決まったら仮止めし、キャンバス地の布端ぎりぎりで一周縫う。
④50音を入れる枠を縫う。
ミシンの糸の色を変え(私は黄色にしました。お好きな色で。)
キャンバス布の中に6センチ×6センチの枠が5行×10段の50個になるように縫う。
下書きしておくことをお勧めします。
⑤マジックテープを縫う
50音の枠の上、5ミリのところにマジックテープのざらざら部分を縫い付ける。
枠ひとつひとつに縫いつけてもいいですが、
どうせ見えなくなるので私は行ごとに一気に縫い付けてしまいました。
結果、子どもたちは文字が貼りやすいようです。
結果オーライ!
⑥アイロン転写シートに50音を印刷する。
土台部分の文字は3.5センチ角内くらいのサイズが見やすくておすすめ。
転写シートの説明に従って枠ひとつひとつに50音をつけていく。
4文字余ると思うのですが、私は「゛」「゜」「!」「?」を作りました。
⑦キルト地を中表に半分に折り、わを上にした時の下側1センチを縫う。
⑧表に返し、上部5〜7センチ開けたその下からぐるっと反対側の7センチ下まで縫う。
上から7センチのところを横一直線に縫う。
⑨棒を通し、吊り下げ用の紐をつけたら土台は完成。
注意点
キルト地はあいうえお表の枠を縫い終わるまでは縦に広げておきましょう。
一緒に縫ってしまうと大変です。
マジックテープは粘着タイプのものではなく、縫いつけタイプの方が良いです。
あいうえお表 文字を作っていこう!
次に50音、ひとつひとつを作っていきます。
50音のそれぞれのイラストは先に考えておき何色のフエルトが必要かメモっておきましょう。
あいうえお表 文字 材料
土台の材料と重複するものもあります。
・キャンバス地の布 14センチ×8センチ を50個
・マジックテープ サラサラの方 2.5センチの長さを100個
(前半で使用したマジックテープの反対側を使います。サイズは調整してください)
・アイロン転写シート
・フエルト(絵柄の色)
・刺繍糸(絵柄で使用する色)
・はさみ
・ミシン
・アイロン
・針と糸
あいうえお表 文字 作りかた
①50音のイラストを決める。
※型紙ではありません
子どもの好きなものや作るのが簡単そうなものがおすすめ。
②キャンバス地にマジックテープを縫い付ける
絵柄や文字がくることをイメージしながら、マジックテープの位置を決め縫い付ける。
完成した時の表裏、2箇所。
③イラストをフエルトで作る。
キャンバス地の右半分、マジックテープの下に絵柄をかがり縫いと刺繍を使って縫っていく。
絵柄は3センチ角内に収めるようにする。
④アイロン転写シートで文字を貼る。
アイロン転写シートに50音とイラストの名前をプリントし、キャンバス地にひとつひとつアイロンで貼り付けていく。
・裏の文字は2センチ角内
・イラストの名前は一文字が5ミリ角内であると見やすいし調整しやすい。
⑤生地を縫う。
キャンバス地を中表にして返し口を残して縫う。
表に返して返し口を塞いだら完成。
私は面倒だったので下は縫わずに表に返し、布端1センチ折り込んで上から縫ってしまいました。
注意点
マジックテープとイラストと文字の配置に注意が必要です。
全てつけてから布を縫うので縫い代分にかかってしまわないように気をつけてください。
イラストはフエルトを使用しているのでかがり縫いでさくさく縫っていきましょう。
線や点など細いところは簡単な刺繍でやってしまうのが良いです。
最後、キャンバス地を縫う時、角をきちんと出すと綺麗に仕上がります。
すっかり忘れていた私の50音表はなかなか面白い形になってしまいました…。
全て完成したら土台に文字を貼り付けて完成です!
子どもの反応
長男のために作ったのですが、最初、反応がいまいちでした。
どちらかというと絵本などの紙系のあいうえおの方が好きな模様…
しかし次男がいたずらであいうえお表をはがしてしまうと一生懸命戻してくれます。
そんなことを繰り返すうちに長男1人でも文字で遊んでる…!!
母の趣味を受け継いでスヌーピーが好きなのでスヌーピーの兄弟の名前を覚えたり、
並べたりして遊んでいます。
表の上のスペースが少し空いたので、好きな文字を並べることができるコーナーを作っておけば良かったななんて思いました。
終わりに
手作りあいうえお表を作りました。
あいうえおの文字、50音作るのは正直大変でした…
しかし出産後の久しぶりの手芸は育児の息抜きになっていたようにも感じます。
そして感性の達成感がとてもありました!
布製ですので汚れたら洗濯できるのもいいところです。
文字は回収するのも探して干すのも大変なので一気に大きめの洗濯ネットにいれて洗っています。
アイロンシートは洗濯で剥がれやすいので注意です。
子どもたちの遊びの中にさりげなくひらがなを入れることができるので
いつのまにか読むようになりました。
世界に一つだけ、子どものためだけのあいうえお表、良いですよ〜!
コメント