もうすぐひな祭り。
ひな祭りに飾るひな人形の塗り絵を用意しました。
この記事では
・おひなさまの塗り絵ダウンロード
・今さら聞けない?ひな人形のそれぞれの呼び方や役割
について書いています。
おひなさまを息子と作りました。
立体で可愛いおひなさまです。あわせてどうぞ↓
おひなさま のぬり絵 ダウンロードOK
ひな人形の塗り絵です。
おひなさま、お殿様、三人官女、五人囃子がいます。
顔を書き込めるタイプも用意しました。
お好きな方を塗ってひな祭りを楽しんでください。
印刷サイズはA4サイズです。
ふちアリの設定がある機器ではふちアリを選択してください。
<イラストについて>
商用利用、有料教室での利用、2次配布は固くお断りします。
あくまで個人利用でお願いします。
保育園等施設での利用やお祭り、イベントでの利用につきましてはお問い合わせ、DMにてお知らせください。
<型紙・レシピについて>
あくまで素人作品です。
型紙についてはプリンタによってズレが出ることがあります。
個人の責任での利用をお願いします。
こちらは型紙を使って作った作品をメルカリ等のサイトで販売することはOKです。
型紙のみの販売、転載、配布はお断りします。
販売する際、当ブログの画像を転載することはやめてください。
ひな人形って何だろう?
ひな人形とは3月3日の桃の節句に女の子の健やかな健康と幸せを祈って飾られる人形です。
ひな人形は子どもの身代わりに災厄を受けてくれるとされ、昔は紙で作ったひな人形を川に流し悪いものを一緒に流す「流し雛」というものが行われていました。
現在は素材や形を変え、とても豪華なものからキャラクターのものまであります。
女の子の幸せを願う気持ちが込められていることはずっと変わりません。
ひな人形の意味と役割
童謡「うれしいひなまつり」の歌詞にも出てくるのですが、ひな人形は結婚式を表しています。
人物だけでなく、小物も嫁入り道具であったりと細かいところまで見るととても面白いです。
おひなさま・お内裏様
1番上にいるのはおひなさま・お内裏様です。
内裏というのは宮殿のこと、天皇の住処を表しているのでお殿様というのが正しいとされています。
男の人(男雛)は天皇陛下
女の人(女雛)は皇后陛下です。
これから結婚式をする新郎新婦ということです。
手元には大切な儀式の時に持つ、尺と桧扇があります。
三人官女
2段目にいるのは三人官女です。
日頃からおひなさまのお世話をしています。
結婚式ではお酒を注ぐため、それぞれが道具を持っています。
お酒をそそぐ道具は長柄(ながえ)と言います。
お酒を注ぐ入れ物、盃(さかずき)乗せる台のことを三方(さんぽう)と言い、お酒を入れておく鍋のようなものを提子(ひさげ)と言います。
三人官女のうち、真ん中の女性は歯が黒く結婚した女性ということが分かります。
昔は結婚した女性はお歯黒をしているんです。
五人囃子
3段目の五人囃子は結婚式を盛り上げるために「能楽」を演じます。
太鼓や笛に混じって、1人だけ扇子を持っているのを知っていますか?
その1人は楽器ではなく歌を担当しています。
随身(ずいしん)
歌では「右大臣 左大臣」と言われている人物。
彼らは日頃から天皇たちを守ってくれる存在です。
小物も弓や矢を持っています。
1人はおじいさん、もう1人は青年といった人形の違いも見所の一つです。
仕丁(じちょう)
表情豊かな3人。
泣き顔、笑い顔、怒り顔をしており、「三人上戸」と呼ばれることもあります。
この人たちは雑用を担当します。
持ち物も掃除用具を持っています。
また、傘などの外出用具を持っていることもあるようです。
たくさんの道具
以下の段はたくさんのものが並んでいます。
嫁入り道具のたんすや火鉢、お茶を立てる道具などから
おひなさまが乗るかごまで様々なものがあります。
花にも意味があった!
ひな人形のそばに飾られている花にも意味があります。
さくらの花は魔除けの願いが込められています。
たちばなの花は冬に花をつける力強い植物であることから不老長寿の願いが込められています。
終わりに
おひなさまのぬり絵とひな人形の意味や役割について、いかがでしたか?
おひなさまは住んでいる地域の伝統や風習によって飾る位置や飾るものが変わることがあるようです。
ぜひ、自分のおひなさまはどうかな?と調べてみてください。
より楽しく深いひな祭りになると思います。
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