息子のためにままごとキッチンを作りました。
市販のものは可愛らしすぎるのでカラーボックスを使って少し本格的に作ってみました!
大作のため、前編後編の2回に分けて書きます。
この記事では
・カラーボックスを使用したままごとキッチンの作り方
・木材を使って作るシンク台の作り方
・光るIHの作り方
・冷蔵庫の作り方
について書いています。
ままごとキッチン カラーボックスの選び方
まず土台となるカラーボックス、我が家はニトリで購入しました。
カラーボックスNカラボ2段 ミドルブラウン
ホームセンターにも最近可愛い色も出てきており選ぶのがとても楽しそう!
私がカラーボックスを選ぶ際に気をつけたのはこちら↓
・2段である(冷蔵庫と電子レンジで分けたかったため)
・背板が薄過ぎない
・横でも使え、さらにキャスターがネジで取り付けられる板の厚みがあること
・似たような塗料が準備できること(シンク、IHの土台や冷蔵庫のドアなど色を塗るので同じような色がるとすっきり統一感が出ます)
店で売られている多くは組み立て済みの見本が置いてあります。
子どもが使うものですので強度、安全面(角が出過ぎてないか)などしっかりチェックして選ぶと良いでしょう。
シンク・IHの土台作り
まずはシンクとIHの土台を木材で作っていきます。
広くて換気のできる場所での作業をしましょう!
シンク・IHの土台 材料
・カラーボックス2段(横にして使用)
・キャスター(手動ロックがついているものがオススメ)4個
・MDF木材(シンク、IHの天板に使用)カラボの横の面のサイズ必要
△冷蔵庫扉、魚焼きグリル、電子レンジの扉でも使用するので購入時、サイズに注意!
・SPF木材(シンク、IHの土台横に使用)
ねじ止めするので木の厚みは2センチ以上のもの 横幅10センチ程度
長さはカラボの横の面の縦2本 横2本
※MDF材とSPF材で上に箱を作るイメージです。
△魚焼きグリルしたのつまみの部分で使用するため購入時、サイズに注意!
・ねじ(板の厚さに合わせて用意する)
・木材固定用金折 12個(1番小さいものを購入)
・T字型足 4個(IHを設置するときに必要)
・水道蛇口(息子がホームセンターで本物がいい!と言い出したので購入)
・シンク ステンレストレー 26センチ×19センチ使用 ダイソー
・やすり
シンク・IHの土台 作り方
①カラーボックスを組み立てる。
(※木材購入前にカラーボックスを組み立てしっかりとサイズを測ることを強くお勧めします!!
メーカーによって若干サイズが異なります。
今回、サイズ詳細の明記は混乱を避けるためしません。)
②木材をカットする。
天板部分はシンク、IH、蛇口の位置を鉛筆等で下書きをしてからくり抜く。
くり抜いたら実際のものを置いてサイズを確認する。
シンクはトレーの上部が落ちてしまわないように気をつける。
一回り小さい穴で上部を天板の上に引っ掛ける感じ。
蛇口は下の留め金具までつけて確認する。サイズがあっていれば外しておく。
SPF材は天板とカラボのサイズが合っていることを確認した上で箱になるよう長さを決め切る。
③天板と横のSPF木材を組み立てねじで止める
止めた後、実際にカラボの上に乗せてピッタリ乗るか確認する!
↑とても大切!都度、サイズの確認は行うようにしてください!
サイズがぴったりだったので補強のため4隅に金折という金具を取り付ける。
天板とその横に色を塗る。
もし、角が気になるようであれば色を塗る前にやすりで落としておく。
MDF材は色が染み込んでしまいがちのため、何回か重ねて塗る。
塗料はしっかり乾かしておく。
⑤蛇口を取り付ける。
蛇口はグラグラしないよう、板下の留め具をしっかりとしめる。
シンク・IHの土台作り 注意とアレンジ
カラボとシンク、IHの土台はまだ合体させないでください!
まだまだ作業があるので邪魔になってしまいます。IHを設置する金具、キャスターも後々つけます。
シンク、今回は角形のトレーを使用していますが銀ボウルなどでもかわいくできると思います。
天板をくり抜く際、ボウルの形にするだけでできます。
IH作り
光る仕掛け付きのIHです。
IHのサイズに注意!
第1回で作った天板にあけたIHの大きさをしっかり測り、ピッタリになるように作ってください。
IH 材料
・段ボールの箱
(IHの本体となるのでサイズに注意!私は似たような大きさの箱を用意し、切ったり貼ったりして調整しました)
・黒い色画用紙 ダイソー
・黒いビニールテープ ダイソー
・LEDテープライト(ホームセンターで購入しましたが、ダイソーにもあるようです)
・テープライトのスイッチ(乾電池式)
※テープライトとスイッチが別売りのことが多いです。
メーカー相性などもあるので必ず作る前に試しに点灯させてください。
セット売りが1番オススメです!
・赤い油性ペン (太)
・透明プラスチック板(ダイソーの硬質ケースを切って使用しました。)
・透明テープ
・スポンジ (IHコンロ下の補強に使用)
・強力両面テープ
IH 作り方
①段ボール箱にIHコンロの穴、スイッチを埋め込む穴を開ける。
IHコンロの穴は切り離さない方が良い。
スイッチの穴は先に測って置いてピッタリのサイズであけておく。
(私は切ってしまったので後にビニールテープで直しました。
円の色画用紙は貼りやすかったけど位置決め直すのが面倒でした。)
②穴が空いた段ボール箱に黒い色画用紙を貼っていく。
円の内側や箱の横、紙の切れ目など黒のビニールテープで補強する。
③テープライトを赤の油性ペンで塗りつぶす。
この作業で赤く光るようになる。点灯してみて赤色が薄ければ重ね塗りをする。
④円の内側に色を塗ったテープを両面テープで貼っていく。
コンロ2つ分またいで使用することになるため、切らないように注意!
黒いビニールテープで所々、固定する。
スイッチを箱の中から開けた穴のところへ出して固定する。
⑤ 円の下側にスポンジを入れて沈まないように固定する。
円と土台の箱のつながりが少ないので中から補強のためにスポンジを入れるが高さを合わせるようにする。
⑥段ボール箱にプラスチック板でカバーを作る。
底のない箱型にすると上から綺麗に被せることができる。
キッチンの天板の穴に箱を入れてから最後に上からはめる形になる。
⑦おまけ
スイッチの部分にIHのスイッチボタンを印刷して貼ると雰囲気が出る。
ガスコンロにしても良い!IHでも光らなくてもいい!
正直、このキッチンを作る中で1番手がかかったのがIHでした。
材料集めから難航し、失敗を重ねてのこれ…
ガスコンロならホームセンターにリアルな五徳が売っていたり、100均のコルクコースターを貼るだけでも雰囲気でます。
IHであっても光らなくてもいいのであれば、プラスチック板に円を書くだけでもOKです!
子どもはもちろん光ると喜んでくれますよ〜!!
冷蔵庫作り
冷蔵庫と言っても中段とドアを取り付けるだけなので簡単です。
冷蔵庫 材料
・冷蔵庫ドア用の板(天板と同じMDF材を使用)
カラーボックス備え付けの仕切りに重なるよう木材を切る。
・冷蔵庫内の棚用板(天板と同じMDF材を使用)
メーカーにより内寸が異なるため、実際に組み立ててから測って木材を切る。
・金折 4つ (冷蔵庫内棚板を取り付けるために使用)
・蝶番 2つ セリアで購入(冷蔵庫にどあをつけるために使用)
・マグネットラッチまたはマグネットキャッチ(扉を閉めるときに使用)
・ねじ
・木工用ボンド
・A4サイズの木のフォトフレーム(塗装のついていないもの)
・取手金具(冷蔵庫の取手に使用)
・薄めの木の箱 (ドアポケットで使用)100均で良いサイズを探す
・土台と似た色の塗料(第1回で使用したもの)
冷蔵庫 作り方
①A4サイズフォトフレームのフレーム部分だけを外し、冷蔵庫ドア用の板に木工用ボンドで貼り付ける。
この時、冷蔵庫の取手の位置を決めておき、重ならないようバランスを見て貼り付ける。
完全に乾いたら塗料で色をつけ、さらにしっかり乾かす。
乾いたらねじで取手を取り付ける。
②カラーボックス内に棚板を取り付ける。
高さはお好みで良いが傾かないように注意。
外側からネジで止めた後、棚板下とカラーボックスを金折で補強する。
③カラーボックスにドアを取り付ける。
蝶番の向きに十分注意してドアを取り付ける。
マグネットラッチでピシャッと閉めたいので傾かないよう気をつける。
ドアがついたらカラーボックス本体側にマグネットラッチの磁石パーツ、ドア側に金属部品を取り付ける。位置的には取手付近が力がかかりやすいのでおすすめ。
④ドアポケットを取り付ける。
冷蔵庫内の棚板の位置に気をつけ、干渉しないようにドアに木箱をボンドでつける。
乾くまではマステなどでしっかり固定しておくと良い。冷蔵庫完成!
ドアポケットに注意!
作り方でも記載した通り、冷蔵庫内の棚板と当たってしまわないように注意してください。
ドアが閉まらなくなってしまいます。
また、冷蔵庫内に食べ物のおもちゃを入れる際に使用するであろうケースの奥行きにも注意が必要です。
我が家は下段がよく閉まらなくなります…ケースを買うときにサイズを測らずに買ったので失敗しました。
ちなみに…
作り方①のフォトフレームの枠をドアの表面に貼るのは飾りなので要らない人は無くても大丈夫です!
かわりにマグネットシートを貼ると磁石がくっつく仕掛けができますよ!
買い物メモやレシートを貼ってもごっこあそびが楽しめそうです。
終わりに
今回はままごとキッチンの前編、シンク・IHの土台、IH、冷蔵庫の作り方についてまとめました。
本格的に作りたい気持ちはあるものの、素人ですので作りながら悩みながらやってる感が拭えません。
しかし1番難しいところは終わっています。
次回は後編の魚焼きグリル、電子レンジ、組み立てになります。
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