副業として人気のある「 LINEスタンプ販売 」
「イラストは描けたけど、そのあとどうやって登録するの?」
「審査って厳しいの?」
「ルールを知らずに違反してしまわないか心配」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
LINEスタンプは、イラストが描ければ誰でも販売できる副業です。
しかし、販売までにはいくつかの手順とルールがあります。
特に
・投稿の手順
・画像サイズ
・著作権などのルール
を知らないまま進めてしまうと、審査に通らないこともあります。
・LINEスタンプ販売までの流れ
・LINE Creators Marketの登録方法
・スタンプのアップロード手順
・審査に通すためのポイント
・LINEスタンプのルールとNG素材
記事の後半では、実際の投稿画面を使った解説も紹介します。
これからLINEスタンプ販売を始めたい方はぜひ参考にしてください。
この記事がおすすめの人
・副業でLINEスタンプ販売を始めてみたい人
・イラストは描けたけど投稿方法が分からない人
・審査に通すためのルールを知りたい人
・実際の画面を見ながら確実に進めたい人
LINEスタンプ販売 |作成の基本ステップ

まずは、LINEスタンプ販売までの全体の流れを見てみましょう。
LINEスタンプは次の手順で販売できます。
1 アイデア出し・コンセプト決定
2 イラスト制作
3 LINE Creators Marketへの登録
4 スタンプのアップロード・審査申請
5 審査通過後に販売開始
作業自体はそれほど難しくありません。
一度流れを理解してしまえば、初心者でも進められます。
ここからは、それぞれのステップを詳しく解説していきます。
アイデア出し・コンセプトを決める
まずは「どんなスタンプを作るか」を決めます。
スタンプはイラストの上手さよりも、使いやすさがとても大切です。
LINEは日常のメッセージで使うものなので、返信に使いやすい言葉のスタンプは特に人気があります。
例えば次のような言葉です。
・おはよう
・ありがとう
・了解
・おつかれさま
・OK
・ごめんね
はじめて作る場合は、挨拶スタンプをテーマにすると作りやすいです。

誰でも使える言葉を入れておくと、使ってもらえる機会が増えます。
イラストを制作する
次にスタンプのイラストを作ります。
制作ツールは自由です。
例えば次のようなものがあります。
・スマホアプリ(アイビスペイントなど)
・タブレット(Procreateなど)
・パソコンソフト
自分が使いやすいツールを選びましょう。
無料アプリでもイラスト作成できます!
2つのアプリを比較した記事はこちら
イラスト作成でとても重要なのが背景を透過することです。
透過とは?
透過とは、背景を透明にすることです。

普通の画像は背景が白いことが多いですが、LINEスタンプは背景が透明である必要があります。
理由は、トーク画面で自然に表示させるためです。
もし背景が白いままだと、スタンプの周りに白い四角が表示されてしまいます。
そのため保存するときはPNG形式(背景透過)で保存しましょう。
LINEスタンプの画像サイズ一覧
LINEスタンプには、決められた画像サイズがあります。
サイズが違うとアップロードできないため、制作前に確認しておきましょう。
| 画像の種類 | サイズ | 説明 |
|---|---|---|
| スタンプ画像 | 370 × 320px | トークで実際に送るスタンプ |
| メイン画像 | 240 × 240px | スタンプショップで表示される画像 |
| トークタブ画像 | 96 × 74px | トーク画面のスタンプ一覧に表示される |
| ファイル形式 | PNG | 背景透過が必要 |
| 背景 | 透明 | 白背景ではなく透過 |
スタンプ画像は370×320px以内で作ります。
少し余白を残して描くと、LINEのトーク画面で見やすくなります。
重ねて言いますが、保存するときは必ずPNG形式(背景透過)にしてください。
JPEG形式で保存すると、背景が白くなってしまうので注意しましょう。
LINE Creators Marketに登録する
スタンプを販売するためには、クリエイター登録が必要です。
登録は公式サイトから行います。
LINE Creators Marketにアクセスし、LINEアカウントでログインします。
アカウント登録の流れは次の通りです。
1 LINEでログイン
2 クリエイター情報を登録
3 販売者情報を入力
4 利用規約に同意
これでクリエイター登録は完了です。
登録が終わると、スタンプを投稿できる管理画面が使えるようになります。
アカウントがすでにある人は公式サイトからマイページにログインします。

スタンプをアップロードして審査に出す
次にスタンプをアップロードします。
管理画面から新しいスタンプを作成し、必要な情報を入力します。
基本的な流れは次の通りです。
1 新規スタンプ作成
2 タイトルを入力
3 説明文を入力
4 スタンプ画像をアップロード
5 審査をリクエスト
ここで注意したいのがスタンプの個数のルールです。
LINEスタンプは次のいずれかの数で作る必要があります。
・8個
・16個
・24個
・32個
・40個
例えば「10個だけ」のような作り方はできません。
また、
・メイン画像
・トークタブ画像
も一緒にアップロードする必要があります。
スタンプのサイズと違うので注意!
LINEスタンプの投稿手順
ここからは、実際にLINE Creators Marketでスタンプを投稿したときの画面を使って解説します。
投稿画面や設定は更新・変更されるので最新情報をチェックしてください。
1 新規スタンプ作成をクリック

マイページに入ったら「+新規登録」のボタンを選択。
次に「スタンプ」「絵文字」「着せ替え」の中から「スタンプ」を選びます。
2 スタンプの情報を入力する

スタンプにはいろいろなタイプがあります。
?のマークを押すと説明があるので参考にしてください。
スタンプの個数は後ほど、画像を追加するときに設定します。
タイトルと説明文を入力する


スタンプのタイトルと説明文を入力します。
英語と日本語、さらに他の国でも販売したい場合は「言語を追加」でその国の言葉で追加してください。
タイトルは2文字以上40文字以内
説明文は10文字以上160文字以内
文字数はスペースを含みます。
販売情報を入力する

続いて販売に関する情報を入力していきます。
クリエイター名は販売するときに作った人として表示される名前です。
個人が特定できるようなものは避けましょう。
一度登録すると、次からは自動入力で入った状態になります。
カテゴリは対象のものを選択。

ここで気をつけたいのが「販売エリア」です。
作成したイラスト・素材や言葉によっては使えない国があります。
販売可能な一部のエリアであれば大丈夫と聞いたことがあるのですが、心配な人は「選択したエリアで販売する」にして「日本」を選んでおきましょう。

公式LINEの企画に参加するかどうかのチェックを入れます。
販売開始設定では手動か自動化設定できます。
私は最終で確認したいタイプなので「手動」にしています。
ライセンス証明はスタンプのイラストがあなたのであるということを証明するものです。
なりすまし・無断転載を防ぐためにイラストを載せているサイトやSNSがあれば登録しておきます。
入力が下までできたら「保存」を押すのを忘れずに!
3 スタンプ画像をアップロード

続いてスタンプ画像を登録していきます。
上部のタブ「スタンプ画像」を開いて「編集」を選択します。
スタンプの個数を設定する

ここでスタンプの個数を設定します。
8/16/24/32/40個から選択してください。
メイン画像・トークタブ画像・スタンプ画像を追加

メイン・タブ・数字の順に枠が並んでいるので「upload」ボタンで画像をアップロードしていきます。
メイン・タブ・スタンプの画像サイズが異なるので作るときに注意!
4 スタンプにタグをつける

使うシーンなどタグで設定していきます。

タグはスタンプ1つずつに設定できます。
おすすめや検索を使うとスムーズです。
「この気持ちのときに使ってほしい」と思うものを選びましょう。
1つのスタンプに登録できるタグは9つまでです。
5 スタンプの販売価格を決める

「販売価格情報」のページから販売したい金額を設定します。
価格を設定するところに細かくルールが書かれているので必ず確認してから金額を設定しましょう。
「保存」したら審査まであと少し!
6 審査リクエストを押す

全ての入力が終わったら「リクエスト」ボタンを押します。
利用規約が出てきますのでよく読んで「同意します」にチェック→「OK」を選択します。
これで審査されるのを待ちましょう。
管理画面はとてもシンプルなので、一度触ってみるとすぐに慣れます。
このあとLINEの審査が行われ、問題がなければ販売できるようになります。
英語の説明文で困ったら…AI活用!
LINEスタンプのタイトルと説明文を英語で入れるところで「うっ」となる人におすすめしたいのが
生成AIを使う方法です。
chat GPTやGeminiなどの生成AIに英語版のタイトルや説明文を作ってもらいましょう。
プロンプト例はこちら
LINEスタンプを販売するのでタイトルと説明文を英語で作ってください。
・「スタンプ」の英語表記は「Sticker」です。
・文字数はタイトルが30文字以内、説明文は140文字以内です。
これはスペースを含んだ文字数です。
アルファベット、数字、および一般的な記号(., ! – /)で作成してください。
・以下が作ってほしい内容です。
スタンプのタイトルは〇〇〜
スタンプの内容は〇〇〜
審査が通ったら「リリース」(手動設定)

審査が完了するとLINEのメッセージで通知が来ます。
これは審査が通っても通らなくても来ます。
審査に落ちてしまった場合は何がいけなかったのか確認して再リクエストしましょう。
1日にできる申請は30回までです。
審査が無事通ったら、販売を手動にしている場合はマイページから「リリース」のボタンを押して販売を開始します。

お疲れ様でした。
以上がLINEスタンプを販売する手順です。
絶対に守るべきLINEスタンプのルール

ここはとても重要なポイントです。
LINEスタンプはルール違反があると審査に通りません。
さらに繰り返し違反すると悪質とみなされ、アカウント停止になる可能性もあります。
特に注意したいのは次のポイントです。
著作権
著作権とは、作品を作った人の権利のことです。
例えば
・アニメキャラクター
・ゲームキャラクター
・映画キャラクター
などにはすべて著作権があります。
そのため、似ているキャラクターでもNGになる可能性があります。
また
・芸能人の似顔絵
・有名人の写真
なども使用できません。
スタンプは必ず完全オリジナルで作りましょう。
商標権
商標とは企業やブランドのマークのことです。
例えば
・企業ロゴ
・ブランドマーク
・商品ロゴ
などです。
有名なロゴをイラストにしても審査では通りません。
とても似せて作るのもグレーなので通らない可能性があります。
ブランド名やキャラクター名などの文字の使用も注意が必要です。
公序良俗
公序良俗とは社会的に問題のある表現のことです。
例えば
・過度な暴力表現
・差別的な表現
・反社会的な内容
などです。
LINEスタンプは子どもから大人まで使うサービスなので誰が見ても不快にならない内容にすることが大切です。
私が審査に落ちた体験談|意外なあのマーク

実は私も一度、審査に落ちたことがあります。
原因は救急車の赤い十字マークでした。
救急車のイラストに赤い「+」マークを描いていたのですが、これが審査で通りませんでした。

理由は赤十字マークは法律で保護されているためです。
赤十字(白い背景に赤い十字)はジュネーブ条約で保護されており、許可のない使用は法律で禁止されています。
そのためLINEスタンプでも使用することができません。
赤十字マークの対策
どうしても似たデザインを使いたい場合は、次のような工夫が必要です。
・十字を緑色にする
・背景色を変える
・十字の形を変える
このように赤十字と混同されないデザインにする必要があります。
私もこの部分を修正したことで、無事に審査を通過することができました。
その他の注意が必要な素材
知らないうちにルール違反になる素材もあります。
特に注意したいのが次のものです。
キャラクター・有名人
次のようなものは使えません。
・アニメキャラ
・ゲームキャラ
・有名人の似顔絵
・芸能人の写真
たとえ自分で描いたとしても、元のキャラクターに似ていればNGになる可能性があります。
LINEクリエイターズマーケットのイベント等で使える場合があります。
企業のロゴ・商品
次のようなものも注意が必要です。
・企業ロゴ
・ブランドマーク
・商品パッケージ
例えば
・スマートフォン
・ゲーム機
なども、特定のメーカーと分かるデザインは避けた方が安全です。
フォント
意外と見落としやすいのがフォントです。
パソコンに最初から入っているフォントでも、商用利用が禁止されているものがあります。
LINEスタンプは販売するため、商用利用OKのフォントを使う必要があります。
フリー素材
フリー素材サイトの画像も注意が必要です。
「無料」と書いてあっても
・LINEスタンプ利用は禁止
・商用利用不可
などの条件があることがあります。
利用する場合は必ず利用規約を確認しましょう。
Canva素材はLINEスタンプに使える?
Canvaには多くの無料素材がありますが、そのままLINEスタンプとして販売するのは注意が必要です。
理由は、素材をそのまま販売すると「素材の再配布」と判断される可能性があるためです。
そのため
・素材を組み合わせてデザインを作る
・自分のイラストを追加する
・文字や装飾を加える
など、オリジナルのデザインとして加工することが大切です。
また、Canva素材は他の人も同じ素材を使えるため、オリジナルキャラクターとして独占することはできません。
長くスタンプ販売を続けるなら、自分で描いたオリジナルイラストで作る方法が一番安心です。
迷った時の判断基準
スタンプを作っていて「これ大丈夫かな?」と迷うこともあると思います。
そんな時は学校や職場で、誰に見られても恥ずかしくないかを基準にすると判断しやすいです。
おじいちゃんから孫まで安心して使える内容なら、審査で問題になる可能性は低くなります。
実際に販売しているLINEスタンプ

今回の記事で紹介した方法で、私も実際にLINEスタンプを販売しています。
今回は新しいスタンプの投稿を操作画面の解説で使用しました。
「どんな感じで販売されるのか」気になる方は、ぜひ見てみてください。
LINEスタンプは、一度作って販売するとスタンプショップに並び続けるデジタル商品になります。
イラストを描くのが好きな方には、楽しく続けやすい副業の一つです。
LINEスタンプのリアルな売上について
LINEスタンプは、「作れば売れる副業」というイメージを持っている人も多いと思います。
ですが実際には、最近は売上の状況もかなり変わってきています。
・画像生成AIでスタンプを作る人が増えた
・スタンプの数が増えすぎて競争が激しい
・LYP(LINEヤフープレミアム)の登場でスタンプの使い方が変わった
こうした影響で、昔よりも売上が伸びにくい状況になっているのも事実です。
とはいえ、工夫次第で今でも売れているスタンプはあります。
そこで、
・実際のスタンプ売上
・審査のリアル
・売れたスタンプと売れなかったスタンプの違い
・これからLINEスタンプ副業をやる価値があるのか
こういったリアルな体験談はnoteの有料記事で公開しています。
まとめ| LINEスタンプ販売 で自分のイラストがスタンプとして使えるように♪
LINEスタンプ販売は、イラストが描ければ誰でも始めることができます。
基本の流れは次の通りです。
1 アイデアを決める
2 イラストを作る
3 Creators Marketに登録
4 スタンプをアップロード
5 審査通過後に販売開始
ただし、LINEスタンプには著作権や商標などのルールがあります。
特に次のポイントは必ず守りましょう。
・キャラクターや有名人は使わない
・企業ロゴは使わない
・商用利用OKの素材だけ使う
ルールを守って作れば、初心者でもスタンプ販売は十分可能です。
これからLINEスタンプを作ろうと考えている方は、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてください。
自分の作ったスタンプがLINEで使えるのは嬉しいものですよ♪





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