
自分のお店で使う領収書や請求書はCanvaで作ることはできますか?
できれば市販っぽくない、少しデザインがあるものが良いな♪

Canvaではオリジナルの領収書・請求書・納品書と言った書類を作成できます。
テンプレートが豊富でテキストを変更するだけで使えたり、素材を追加してデザイン性の高いものにしたりできますよ!
ハンドメイドやフリーランスで活動していると、領収書・請求書・納品書を発行する機会は意外と多いもの。
「自分で作れるの?」「難しそう…」と思っている方も、Canvaを使えば初心者でも簡単に作成できます。
私自身も領収書はCanvaで作ったものを使っています。
オリジナルデザインで作れるので、使わない不要な項目を削除したり、逆に必要な項目を追加したりと、自分仕様にアレンジ可能です。
しかもテンプレートが豊富で、会社名や店名を入れ替えるだけで使えるものも多くあります。
Canvaで作る領収書・請求書・納品書 それぞれの役割と必要項目

まずは、3種類の書類の役割と基本的な記載項目を整理しておきましょう。
注意:下記の必須項目を外すと、書類としての公的な効力がなくなる場合があります。
項目の有無については扱うものにもよりますので必ず、自己責任でお願いします。
領収書

お金を受け取った事実を証明する書類
- 必須項目:発行日/宛名/金額(消費税額も明記)/但し書き(例:「商品代として」)/発行者情報
- 支払い方法は現金・振込・電子マネーなどに関わらず発行可能。
ただし、振込の場合は振込明細書、電子マネーの場合は送金履歴も併せて保管するとより確実。
請求書

支払いを依頼するための書類
- 必須項目:請求日/請求番号/請求先情報/請求金額/支払期限/振込先情報
- 支払方法の指定がない場合は、現金・振込・電子マネーなど対応可能。
支払い方法は明記するとトラブル防止になります。
納品書

商品やサービスを納品した事実を記録する書類
- 必須項目:納品日/納品番号/納品先情報/品目/数量/単価/金額
- これらが欠けると、納品の証拠としての効力が弱まります。
印鑑は必要?インボイス制度と注意点
現在、多くの場合は印鑑は必須ではありません。
電子データでのやり取りが増えているため、署名や印影を画像で入れて対応するケースもあります。
ただし注意点ここで紹介するCanvaで作る領収書や請求書、納品書はインボイス(適格請求書)には対応できません。
インボイス制度を少しだけ説明すると…
2023年10月から始まった制度で、消費税を払っている事業者が、仕入れや経費で支払った消費税を引く(控除する)ためには、「適格請求書発行事業者」が発行した請求書や領収書が必要になります。
この「適格請求書発行事業者」というのは、税務署に登録して番号をもらった事業者のこと。番号が書かれていない書類では、消費税の控除ができません。
この記事で作る書類は、個人や小規模取引で紙ベースのやり取りを想定しています。
インボイスが必要な場合は、会計ソフトや対応フォーマットを使うようにしましょう。
領収書の控えは持っていた方がいい?
はい、必ず控えは残しておきましょう。
税務調査や取引先からの問い合わせに備えるためです。
- 半券スタイル
領収書を2枚複写にして片方を控えにする方法。
紙の領収書帳では一般的。 - デジタル控え
Canvaで作ったPDFを保存しておく方法。
フォルダで日付順に整理しておくと後から探しやすいです。
どちらの方法でも、発行日・金額・宛名が分かる状態で保管しておくことが重要です。
支払い方法別・領収書の文例

支払い方法や取引内容によって文面を変えることで、証拠力が上がります。
基本の形を紹介します。
① 現金払いの場合(一般的な例)
領収書
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2025年8月13日
◯◯様
金額 ¥10,000(消費税 ¥909 含む)
但し 商品代として
上記の金額を領収いたしました。
住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
発行者:ハンドメイド工房〇〇
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② 銀行振込の場合
領収書
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2025年8月13日
△△株式会社 御中
金額 ¥25,000(消費税 ¥2,272 含む)
但し 〇〇制作費として
※お振込にてお支払いいただきました。
住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
発行者:フリーランスデザイン〇〇
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③ 電子マネー・QR決済の場合
領収書
--------------------------------------
2025年8月13日
□□様
金額 ¥3,500(消費税 ¥318 含む)
但し ワークショップ参加費として
※PayPayにてお支払いいただきました。
住所:東京都〇〇区〇〇町1-2-3
発行者:クラフト教室〇〇
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④ 半券スタイル(控え付き)

- 控え部分も宛名・日付・金額・但し書きを必ず記載。
- Canvaで作る場合は、1枚のデザインを左右で複製し、線で区切ればOK。
Canvaで領収書を作る手順

ここでは例として「領収書」を作ってみます。
手順は請求書・納品書でも同様に応用できます。
必要項目などを確認して必ず、自己責任で作成してください。
①画像サイズを選択する。

テンプレート検索してもOK!
Canvaを開き、「領収書」と検索。

②テキストを追加する(テンプレートの場合は編集)

会社名・日付・金額などを必要事項を追加・編集する。
見やすくする工夫
・受け取り金額などは図形などで背景をつける
・下線を活用して見やすく配置する
・数字は半角を使用する
テンプレートの場合、不要な項目は削除可能。
書式の整え方
金額部分は数字が見やすいフォントを選び、行間や余白を調整。
③素材(イラスト)を追加する

印影や店のロゴを入れる場合
事前に作っておいた印鑑画像をアップロードして配置。
④保存と印刷

「共有」→「ダウンロード」→PDF(印刷)を選択して保存。
家庭用プリンターやコンビニ印刷で出力可能。
印刷についてはこちらの記事で解説しています。
作成時の注意点
- フォントによる文字化けの可能性
一部のフォントはPDF保存時に文字化けする場合があります。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
- データの修正は上書き保存できる
Canvaでは一度作った書類を複製・修正して使い回せるので、2回目以降が楽。 - 支払い方法を明記する
現金・振込・電子マネーなど、実際に使った方法を書き添えると証拠力が上がります。 - インボイス対応が必要な場合は他の方法を検討
税務処理でインボイスが必要な取引では使用しないよう注意しましょう。
まとめ Canvaで作る領収書・請求書・納品書を自分だけの事業で活用しよう!
Canvaを使えば、領収書・請求書・納品書を自分の好きなデザインで作れ、不要な項目を省いたり、必要な項目を追加したりと柔軟にカスタマイズ可能です。
特にハンドメイドやフリーランスで、紙ベースのやり取りが多い方にはおすすめの方法です。
必須項目をきちんと入れ、控えを残すことを忘れずに作成しましょう。




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