息子の指抜き手袋を作ってから自分のも欲しくなり、家にあった毛糸で作ってみました。
この記事では
・手の入れ口に工夫あり!ゴム編み風なハンドウォーマー
・手の甲にニット感満載の模様編みをいれたハンドウォーマー
について書いています。
ハンドウォーマー 完成品
縦24㎝ 横(親指含む)13㎝
ゴム編み部分 縦8㎝ 横8㎝
着用すると指の第2関節少し上くらいまでの長さです。
手の入れ口は畝編みを編んで、ゴム編みのように伸縮性があります。
コートとハンドウォーマーの隙間をできるだけ無くしたかったので
少し長めに手の入れ口を作りました。
畝編み、今回使用した模様編みの方法についてはこちらの記事で触れています。
→かぎ針で編む もこもこニット帽 (リンク)
ハンドウォーマー 材料
・毛糸 並太程度の毛糸 1玉
・かぎ針 5号
・ハサミ
・毛糸用とじ針
今回は自分のということで家にあった毛糸を使用しました。
いつ買ったのかどこで買ったのかは分かりませんが、
並太の毛糸であることは確かです。
ハンドウォーマー 作りかた
編み表は右手のみの記載です。
左手は段の編み方を逆にするだけです。
反対の手を編むときは作り目を1目と数えて編んでください。
①手の入れ口を畝編みで編む。
鎖編み15目を編む。
立ち上がり1目で鎖編みの裏山15目拾って引き抜き編み。
そこからは
立ち上がり1目、細編みの半目拾う15目、引き抜き編みを
28段まで繰り返す。
編めたら半分に折り、輪になるように細編みで閉じていく。
②手の部分を編む。
①で編んだ手の入れ口を縦にして、手の部分になる側の目をすくって細編み、
最後引き抜き編みをする。
③立ち上がり3目、長編み、模様編み、長編み、最後は引き抜き編みをしていく。
模様編み
2目とばして長編みの引き上げ編みを2目、戻って長編みの引き上げ編みを2目
模様2段目以降は戻った時に長編みの裏引き上げ編みになるので注意!
各段模様編みを3セット編む。
指分の増し目が段によってあるので編み表を確認して編む。
④親指の部分を編む。
親指の部分に目印をつけておくと編みやすい。
細編みで親指の部分だけを編んでいく。
指と手の甲の境目は2目を一気に編む。
親指部分を編み終わったら糸処理をする。
⑤手の部分を編む。
毛糸を親指部分の付け根から繋いで、
立ち上がり3目、長編み、模様編み、長編み、最後は引き抜き編みで編み進める。
⑥指の出口を編む。
立ち上がり1目で細編みを編んでいく。
模様編みのところは1模様3目拾えると思うので3セットで9目、拾う。
細編みを2段、最後引き抜き編みを1段編む。
糸処理をして完成。
反対の手も段の編み方を逆にして編む。
ポイント
難しいのは模様編みです。
模様の最初の段は表引き上げ編みだけで済むのですが、
2段目以降はとばした2目に戻った時に裏引き上げ編みになります。
先に編んだ表引き上げ編みを手前に倒すと下の編み目が分かりやすくなります。
慣れるまで目が落ちたり、訳わからなくなったりしましたが、
何度か編むと次の目も分かってきて楽しく編むことができました。
反対の手の時はもう慣れたもんでした。
引き上げ編みが割と好きな編み方なので苦ではありませんでした。
親指部分について
今回、親指は先が少しだけ出るように編みました。
指部分が必要ない場合は細編み部分を編まずにすぐ引き上げ編みで糸を処理してください。
実際の使用感
指がなくてもかなり温かいです。
ベビーカーで散歩する時に使用していますが本当に温かい!
指が出ているのでスマホを触ったり、お菓子の袋をあけたりという動作がハンドウォーマーを外さなくても簡単にできます。
ゴム編みの部分が良い仕事をしていて、隙間風は全然気になりません。
強いていうなら模様編みの隙間の方が風を感じます。
私の母は超冷え性&寒がりさんなのでこの隙間は寒い!
と言っていました。
細編みで目が詰まっていて5本指じゃないと手が寒い!という人には
向かないハンドウォーマーのようです。
適度に防寒しつつ、簡単な作業をしたい私にはピッタリのハンドウォーマーでした。
終わりに
模様編みのハンドウォーマーの編み方を紹介しました。
自分の用途に合わせて作ることができるのが手作りの良さだなと
改めて思いました。
暖冬といえども外に出ればやはり寒いのでこのハンドウォーマーで温かくして出かけたいです。
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