指先遊びで人気なボタンつなぎ。
幼稚園や保育園の制服でボタンがついていることも多く、2歳くらいから練習する家庭も多いのでは?
最近では知育おもちゃとして販売されていることもあるようですが、数が少ない…
とにかく長く繋げたい息子のために100均のフエルトをミシンでざくざく縫って作ってみました。
簡単なものですが、型紙ダウンロードもあります。
この記事では
・ボタンつなぎって何?
・100均のフエルトを使ったボタンつなぎの作り方
が分かります。
ボタンつなぎってどんな遊び?
ボタンつなぎは指先を使った遊びです。
指先の発達や興味などの個人差はありますが1歳半〜2歳くらいの子どもが遊び始めの対象です。
ちょうど次年度に保育園や幼稚園の入園を控えている年でもあるので制服やスモックを着る時のボタンの練習にもなります。
ボタンをつなぐには…
まずボタンを「つまむ」
穴の位置を目で「確認する」
そこまでボタンをつまみながら穴に「通す」
さらに穴の向こうへと「引っ張る」
ボタンひとつ通すのに様々な動きがあるんです!
大人はささっとやってしまうので気付かないのですが、子どもにとっては結構大変なんですね…。
はじめは上手くいかないこともあると思います。
そんな時は最後の「引っ張る」だけやってみてできた!の繰り返しで段々、その前の動きからできるようになっていきます。
簡単に言うと逆再生でどんどんできるところを増やしていくと言うことです。
息子は完全にマスターするまでに2週間ほどかかりました。
繰り返しなので保護者は大変ですが…1人でできるようになると黙々と集中してできるようになります。
ボタンつなぎ 材料
・フエルト お好きな色で。大きいフエルトがおすすめ! 100均
表地と裏地に使用
・ボタン 子どもがつまみやすそうな大きいサイズが入っているもの 100均
たくさんの種類が入っている時は大きいものを選んで使うようにしましょう。
・ミシン糸
・ボタンつける針と糸
・ミシン ボタンホールのあるもの
・リッパーがあると作りやすいです!
ボタンつなぎ の作り方 型紙ダウンロード
①フエルトに型紙を置き、形に切っていく。
表地と裏地で1セットにし、裏地の方にボタンを通す穴の目印をつけておく。
②切ったフエルトを縫い合わせる。
フエルトなので端処理等はないのでとにかくざくざく塗っていく。
ちょっとズレてはみ出しても、その部分だけ切ってしまえば大丈夫。
③ミシンをボタンホール縫いにかえ、ボタンおさえにボタンをセットして目印を頼りにボタンホールを縫っていく。
縫えたらリッパーで真ん中を割いて穴を開ける。
④ボタンを手で縫い付ける。
とにかくしっかり縫い付ける。
必要個数、作業を繰り返して完成!
子どもの様子
息子はボタンを外すのは割と簡単にできたのですがはめるのが なかなかできませんでした。
「できない!」と分かると親に「やって」と持ってくることも多く、
はじめはこちらも自分でやらないと意味がないのでは…?と心配になっていました。
そのうち半分だけ外れているボタンをはめ直すようになり、段々とボタンはめができるようになりました。
じっくりタイプの息子(長男)でしたので見守るのにかなりの忍耐力がいりましたが、
確実に自分のスキルを上げていました。
服とは違い、色んな角度からボタンを外したりはめたりして観察していたので
このおもちゃを作って良かったな〜と思いました。
ボタンをはめることができるようになってからは電車ごっこの紐がわりに繋げたり、
頭に巻いて冠にしたりと長さで遊ぶようになりました!
ボタンですので長さ調整も簡単にできます。
遊ぶ時の注意点
⬜︎誤飲に注意!
ボタンは小さいのでしっかりと縫い付けて誤飲しないようにしてください。
また、作った後も定期的に糸が緩んでないか確認しましょう。
今回はボタンをはめたり外したりして力がフエルトにかかるので二重に縫い合わせてあります。
⬜︎遊ぶ時にも気をつけて!
子どもが長くつなげて遊ぶことがあると思います。
首が閉まったり物や体に引っかかって怪我をしないように十分注意してください。
終わりに
100均の材料で作る ボタンつなぎ を紹介しました。
ミシンがあれば簡単にできます。
今回は繋げやすい形にしましたがハートや星などのお好みの形で作ることも可能です。
複雑な形だと縫うのが大変で個数作るのは難しそうですが…。
ボタンつけるところが数が多くて数日に分けましたが、数がある方が子どもも集中して楽しめているようです。
すっかりボタンが通せるようになってからも、時々出してきては首飾りや冠にしたり、電車ごっこで使用したりと遊んでいます。
色も形もお好みで作ることができますので、ぜひミシンでざくざく作ってみてください。
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