100均の「吊り下げアクリルライト」とビーズを使って作る、 光る手作りオーナメント の工作を紹介します。
子どもと一緒に楽しめて、見た目はとても華やか。
クリスマスツリーにも壁飾りにもぴったりです。
◯ 100均アクリルライトとビーズで作る光るオーナメントの作り方
◯ 初心者でも失敗しにくいコツと注意点
◯ 子どもと一緒に楽しむための工夫と実際に作ってみて感じたこと
手軽にできるのでイベントなどの工作体験にもおすすめです。
100均ライトで 光る手作りオーナメント が手軽に楽しめる

クリスマスの飾りはたくさんありますが、「光るオーナメント」を手作りできるとなると少し特別に感じます。
市販のライトはきれいですが、自分や子どもが作ったものが光るとより思い入れが強くなります。
今回使ったのは、100均で売られている吊り下げタイプのアクリルライト。

台紙に入った透明のアクリル板が光り、小さな部屋でも存在感があります。
このアクリルライトにビーズやスパンコールを貼りつけることで、自分だけの光るオーナメントが完成します。
材料はほぼ100均でそろい、特別な工具も不要。
子どもでも作れますし、大人が作ってもかわいい仕上がりになります。
100均ライトとビーズだけで簡単に「光るオーナメント」が作れる
この記工作の工程を先に伝えると、
アクリルライトに両面テープでビーズを貼り付けるだけで、初心者でもきれいな光るオーナメントが作れます。
透明ビーズは光を透かし、パールビーズは光を反射してキラキラ。
材料の組み合わせで見え方が大きく変わります。
ぜひ参考にして、クリスマスシーズンの工作を楽しんでください。
光る手作りオーナメント|100均&家にあるものでそろう材料
光るオーナメント作りに必要な材料は、ほぼ100均でそろいます。
特別な道具は不要です。
基本の材料

・吊り下げアクリルライト(100均)
今回の主役です。
透明のアクリル板が光ります。
・ボタン電池(アクリルライト用)
別売りなので忘れずに用意しましょう。
ライトの裏側に入れて使います。
・ビーズ・スパンコール
家に眠っているビーズでもOK。
透明・パール・光沢ありなど、光を通したり反射する素材がおすすめです。

・両面テープや木工用ボンド
ビーズを貼り付けるために使います。
球体のビーズは取れやすいため、強力タイプが作りやすいです。
あると作業が楽になる道具
・ピンセット
細かいビーズをつかむ時に便利です。
・爪楊枝
ビーズの位置を微調整する時に使えます。
・小さめのトレー
作業中にビーズが散らばりにくくなります。
・アクリルライト購入時の台紙(紙)
アクリル板が動かないよう、台紙に戻すと作業がしやすくなります。
光るオーナメントの作り方
ここからは、手順をひとつずつ紹介します。
両面テープを使用することで小さな子でも作れるようにしました。
ボンドが自分で扱える、または大人は直接ボンドでビーズを接着して作ることもできます。
手順① アクリルライトに両面テープを貼る

作りたい形に合わせて両面テープを細かく切り、アクリルライトの表面に貼ります。
例:・ツリーの場合 → 三角形に沿うように貼る
・リースの場合 → 丸い輪の形に細かく貼る
両面テープは、後でビーズを敷き詰めるための土台です。
丁寧に貼ると仕上がりがきれいになります。
手順② 両面テープの剥離紙をはがし、ビーズを貼り付ける
両面テープの白い紙をはがし、ビーズをひとつずつ並べて貼り付けます。

ポイントは、両面テープが見えないようにすき間なく置くこと。
透明ビーズは光をそのまま通し、パールは反射して強く光ります。
ビーズの組み合わせで個性が出る楽しい工程です。
手順③ スパンコールやペイントでデコレーション
ビーズで形が完成したら、まわりにスパンコールを貼ったり、ペイントマーカーで模様やメッセージを書いてもかわいくなります。

文字を書く時は光を反射しやすいホワイトやゴールドを使うと光った時に映えます。
手順④ ボタン電池を入れてライトオン
アクリルライトの裏側にボタン電池を入れ、スイッチを入れれば完成です。

部屋の明かりを消すと、ビーズを通して光が広がり、温かみのある雰囲気になります。
光る手作りオーナメント|透明ビーズとパールビーズで変わる光の印象
実際に光らせてみると、素材によって光の広がり方が違います。
透明ビーズは光を透かして柔らかい印象に
透明ビーズはライトの光をそのまま通すため、ふんわりと優しい光になります。
ツリーのデザインに使うと、木の中から光がにじむように見えます。
パールビーズは反射して豪華な輝きに
パールは光をはね返すため、ひとつひとつがキラキラ強く光ります。
リースに使うと存在感が出てクリスマスらしい華やかさが増します。
スパンコールは反射の向きで輝き方が変わる
スパンコールは光沢が強いので、光の角度によって見え方が変わります。
キラキラ動くので、動きのあるデザインが好きな人にぴったりです。
作る時の注意点|子どもと作るならここをチェック
安全に楽しく作るために、いくつか注意点があります。
子どもの年齢によっても気を付けることが違うので参考にしてください。
ビーズの誤飲に注意
ビーズは非常に小さいため、小さな子どもは誤飲する危険があります。
・机の上で作る
・ビーズは小分けのケースに入れる
・アクリルライトはトレーに乗せる
といった対策をすると安心です。
ビーズは光を通す素材を選ぶのがおすすめ
光をさえぎる素材を使うと、ライトがついた時に影になり光り方が弱く見えます。
透明・パール・光沢のある素材は光を通したり反射してきれいに見えます。
文字を書く場合も、光を反射しやすいホワイトやゴールドが相性抜群です。
ビーズが取れやすい問題に注意
普通の両面テープでは、球体のビーズははがれやすいです。
記事で使用したのは、布にも貼れる超強力両面テープでした。
強めに触っても動かなかったのですが念のため、仕上げに接着剤を使うと安心です。
子どもが作った場合は、最後にアクリルとビーズのすき間に透明タイプの接着剤を流すと取れにくくなります。
乾くと透明になるタイプを選ぶのがポイントです。
光る手作りオーナメント|実際に子どもと作ってみたリアルな声と気づき
ここからは、実際に子どもたちと作った時の様子を紹介します。

小学生の長男と3歳の次男と作りました。
長男の「ツリー型」作品
長男はツリーに挑戦しました。
最初は勢いよく大きいビーズを並べていきましたが、途中からビーズが足りないことに気づき、細かいビーズで埋めていました。
この経験から、大きいビーズ → すき間を小さいビーズで埋める順番が作りやすいと感じました。
次男の「リース型」作品
次男はパールビーズをたくさん使ったため、キラキラ華やかな雰囲気に。
ただ、すき間が多く、途中で親が少し手伝う形になりましたが
丸い形は小さな子でも並べやすそうだなと感じました。
パールは丸くて転がりやすいため、大人はピンセットがあると便利です。
アクリル板が動きやすくて作りにくかった…
作業中、アクリル板がすべって動くことがありました。

↑購入時の台紙に戻して作業すると動かず、とてもやりやすかったです。
捨てずに活用するのがおすすめです。
光る手作りオーナメントは実際にツリーに飾りました

完成したオーナメントを光らせると、子どもたちはとても喜び、自分の作ったものが光るというだけで特別感があったようです。
「サンタさん見つけてくれるかな?」と話していて、クリスマスへの楽しみが増えた様子でした。
どこに飾る?光る手作りオーナメントおすすめの飾り方アイデア
光る手作りオーナメントは、飾り方によって雰囲気が変わります。

クリスマスツリーに吊るす
吊り下げライトなのでツリーとの相性が抜群です。
電飾がなくても光るので、ミニツリーでも豪華に見えます。
壁に飾る
壁にライトを吊るすと、光が広がって影もきれいに見えます。
夜に部屋を暗くすると、柔らかく光って癒されます。
子どもの作品ギャラリーにする
子どもが複数作った場合は、壁に並べると作品展のようになり、家族みんなで楽しめます。
祖父母へのクリスマスプレゼントにもおすすめ。
光る手作りオーナメント よくある質問(FAQ)
両面テープは何を使えば良い?
→強力タイプを使うと安心です。
布用や超強力と書かれたものがはがれにくいです。
ビーズは何でもいい?
光を通したり反射する素材がおすすめです。
透明、パール、オーロラカラーなどが特にきれいです。
子どもだけで作れる?
ビーズがとても小さいため、低年齢の子は大人が近くで見守る必要があります。
小学生以上ならほぼ自力で作れます。
100均素材で光る手作りオーナメント工作は楽しめる!
光るオーナメントは、
・材料がほぼ100均
・初心者でも簡単
・子どもと一緒に作れて楽しい
・飾ると想像以上に豪華
というメリットがたくさんあります。
透明ビーズやパールビーズは光を通したり反射したりするため、暗い部屋でライトをつけた時に一気に雰囲気が変わります。
今年のクリスマスは、ぜひ親子で「光るオーナメント作り」に挑戦してみてください。
市販の飾りとはまた違う、あたたかみのあるクリスマスになります。



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