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【子どもと一緒に作る】 岐阜の栗きんとん |秋の味覚を親子で楽しもう

岐阜の栗きんとん レシピ
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秋になるとスーパーに並ぶ

「栗ごはん」や「モンブラン」もいいけれど、家庭で作れるやさしい和菓子の栗きんとんもおすすめです。

ここで紹介するのは、岐阜県中津川・恵那地方で親しまれる和菓子版の栗きんとん。

おせち料理に入っている黄色い栗きんとんとは違い、栗と砂糖だけで作る素朴な味が魅力です。

去年子どもと一緒に挑戦してみて、失敗した経験をもとに、今年はしっとりとした理想の仕上がりになりました。

この記事では、そのコツを交えながら「子どもと一緒に安全に作れる」レシピを紹介します。

🌰 この栗きんとんはこんな人におすすめ
  • 子どもと一緒に秋の味覚を楽しみたい
  • 添加物のないおやつを手作りしたい
  • 栗仕事に挑戦してみたいけど、難しそうで迷っている
  • 一緒に“季節の手しごと”を体験したい

出来上がった栗きんとんは秋を味わえる最強の手作りおやつでした♪

岐阜の栗きんとん 普通の栗きんとんとは違う!素朴な和菓子

岐阜の栗きんとん

岐阜の栗きんとんと、いわゆるおせち料理に使われる「普通の栗きんとん」では、材料や味、見た目が大きく異なります。

材料と作り方の違い

岐阜の栗きんとんは「栗と砂糖だけ」で作るシンプルな和菓子です。
蒸した栗をつぶし、砂糖を加えて練り、茶巾で絞って栗型に成形します。

一方、普通の栗きんとん(特におせち料理のもの)は「さつまいも」を裏ごしして甘い餡を作り、そこに栗の甘露煮を加え、さらにクチナシで色をつけて黄金色に仕上げます。

味と食感の違い

  • 岐阜の栗きんとんは、素材そのものの栗の風味が強く、ほろほろとした繊細な食感が特徴です。
  • おせちの栗きんとんは粘り気があり、甘みが強く、滑らかな餡の中に栗の実がゴロっと入っています。

見た目の違い

  • 岐阜の栗きんとんは茶巾でキュッと絞られた栗型で、渋い黄色や薄茶色をしています。
  • おせちの栗きんとんは鮮やかな黄金色で、餡状のものに栗の粒が入っています。

岐阜の栗きんとんは「和菓子」として季節限定スイーツ。
甘露煮や芋餡が入ったお正月料理の栗きんとんとは、材料・味・食感・見た目すべてが異なる“別物”です。


岐阜の栗きんとん 材料と道具

栗
材料分量メモ
栗(皮付き)約1kgむくと約325gの栗の身になりました
グラニュー糖約70g甘さは好みで調整。上白糖でもOK
適量ゆで用
道具ブレンダー(またはフォーク)、鍋、ラップ、包丁、ボウル

岐阜の栗きんとん 作り方(子どもも参加できます)

材料も工程も少な目ですが手間がかかるのが岐阜の栗きんとんです。

作り方の工程を解説しながら、子どもが参加したポイントも紹介していきます。

① 栗をゆでる【大人の作業】

栗をゆでる

鍋に栗とたっぷりの水を入れて、1時間半ほどゆでます。

栗の実は1つずつ湯から出す
栗は湯の中にいれたまま1つずつ取り出す

火を止めたあとも湯の中にそのまま置き、乾燥させないのがポイント。
乾くと皮が硬くなり渋皮が残りやすくなります。


② 栗の身を取り出す【親子で協力】

栗の実を取り出す

1つずつ栗を取り出し、大人が包丁で半分にカット。

子どもはスプーンで中身をすくう係です。

実を取り出す

「熱いから気をつけてね」と声をかけながら一緒に作業すれば、ちょっとした栗しごと体験になります。


③ なめらかにする

くり抜いた栗の実をブレンダーで撹拌(はん)します。

栗の実を撹拌する

一度にたくさん入れると粘りが出やすいので、少量ずつ撹拌しましょう。

昨年はザルの裏でこしてみたのですが上手くいきませんでした。
また、ハンドブレンダーでも挑戦しましたがかたまってしまって上手くいかず…

マジックブレッドというブレンダーが一番きれいに撹拌出来ました。

我が家ではかなり重宝しているブレンダー。
鰹節や煮干しのだし粉を作ったり、ハンバーグに使う玉ねぎのみじん切りをしたりとにかくなんにでも使えます。
パワーがあるのでかたいものも行けるのが◎

撹拌済み
こんな感じになりました

④ 湯煎で砂糖を混ぜる【大人の作業】

砂糖と混ぜる

なめらかになった栗をボウルに移し、湯煎しながら砂糖を加えます。

混ぜていくと、ぽそぽそからしっとりペーストに変わっていきます。

しっとりしてきた栗ペースト

甘い香りが漂ってくるので、子どもに香りを感じてもらうのも◎。


⑤ ラップで形を作る【子どもの出番!】

ラップで包む

ラップに一口分をのせて、上をきゅっと絞ります。

ラップ

形ができるこの工程は、子どもが夢中になって楽しんでいました。
「どっちがきれいにできたかな?」と遊び感覚で楽しめます。


⑥ 完成!

岐阜の栗きんとん

しっとりした栗の香りが広がる、手作り栗きんとんの完成です。

常温で2日以内に食べきるのがおすすめ。
冷蔵庫に入れる場合は、食べる前に常温に戻すと風味が戻ります。


岐阜の栗きんとん 子どもと作るときのコツ

刃物や火を使うので大人と一緒に作るのがポイント!

  • 包丁・熱湯は大人が担当する
  • すくう・丸める工程は子どもに任せる
  • 「形は違ってもいいよ」と声をかける
  • 出来上がったものを並べてお店屋さん風にして楽しむ遊びもおすすめ

和菓子に興味がある長男は積極的に参加してくれました。
「栗きんとんってこうやって作るんだ!」と感じられる体験になります。

少し手間はかかりますが、親子で協力して作る素敵な時間になりました。


実際に作ってみた感想

去年は渋皮が残ってざらざらになりましたが、今年は「お湯から出さない」方法で成功。

栗の実は1つずつ湯から出す
栗は湯の中にいれたまま1つずつ取り出す

しっとり、やさしい甘さに仕上がりました。

子どもも「お店みたい!」と大喜び。
作業中も香りが楽しく、秋らしい時間になりました。

栗きんとんを作るときに気をつけたことをおさらい!

・栗は切る直前までお湯から出さない
栗は皮が乾燥すると身がどんどん固くなってしまいます。
身を取ろうとすると渋皮がついてくる原因に。
ギリギリまでお湯につけておくことで乾燥をできるだけ防いで身をとりだしやすくしました。

・しっかり撹拌する
とりだした栗の身をマジックブレッドというブレンダーを使ってしっかり撹拌。
たくさん入れ過ぎるとねっとりとしてしまうので小分けにしてしっかり撹拌しました。
口当たりもなめらかな栗きんとんになって満足です。


まとめ: 岐阜の栗きんとん 子どもと一緒に「季節を味わう」経験に。

栗きんとん作りは決して時短ではありません。
でも、時間をかけて栗をゆで、形を作るその過程こそが思い出になります。

子どもと一緒に作ると、食べ物の大切さや季節の移り変わりを感じられるきっかけにも。

秋のおやつ時間に、ぜひ挑戦してみてください。


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