「あと何分で終わりだよ」と声をかけても、子どもがなかなか動いてくれない。
子育ての中で、そんな場面に悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
子どもは遊びや目の前のことに夢中になりやすく、時間の感覚をつかむのはとても難しいものです。
何度も声をかけているうちに、親の方が疲れてしまうこともあります。
この記事では、
Canva無料版で作れる「子どもが自分で時間を確認できるマグネットとけいボード」の作り方と使い方を、Canva初心者さん向けにやさしく解説します。
・Canvaでのデザイン手順
・印刷してマグネットにする方法
・子どもが時間を意識しやすくなる使い方
・実際に使って感じた変化やメリット
まで、写真やCanvaの操作画面と一緒に紹介します。
お試し用PDFは期間花邸で無料配布しています!
テンプレートやアイコン入りの完全版はnoteで有料販売予定です。
このマグネットとけいボードがおすすめの人
このとけいボードは、次のような方におすすめです。
・子どもに「自分で時計を見て行動してほしい」と思っている保護者の方
・何度も子どもに声をかけることに疲れてしまった方
・見通しがあると安心するタイプの子どもを育てている方
・タイマーだけではうまくいかなかった方
・Canva初心者で、家庭用の教材や育児アイテムを作ってみたい方
・家庭でやさしく時間の学びを始めたい方
保育の現場でも、子どもが理解しやすいように「見える化」を大切にします。
このとけいボードは、その考え方を家庭でも取り入れやすくしたアイテムです。
マグネットとけいボード を作った理由

子どもの生活の中では、
・ゲームはあと○分
・この時間までに準備しよう
・もうすぐ出かけるよ
といった声かけが毎日のようにあります。
何度言っても動いてくれず、「聞いているのかな」と不安になったり、イライラしてしまうことも…。
私自身も、超マイペースな子どもたちに疲れてしまうことが多いです。
長男が小学校で時計をしっかり習い、よめるようになってきたことから
「自分で時計を見て行動できるようになってほしい」
と感じるようになり、このマグネットとけいボードを作りました。
子どもが「時計を見て動く」のは簡単ではない

私たちはいつから時計を読めて、時計を意識して過ごせるようになったのでしょうか?
時計の概念は生活の中で欠かせないものですし、就学前に時計を読めるようになりましょうと言われることも少なくありません。
また、時計が読めるのと時計をみて行動するというのも違いがあります。
時計で動けるようになる年齢の目安
個人差は大きいですが、発達の目安は次の通りです。
・5〜6歳(年長):針の位置を形として理解し始める時期
・7〜8歳(小1〜小2):分の読み方や「あと何分」が少しずつ分かる
・9歳ごろ〜:自分で時間を考えて行動できるようになる
年齢はあくまで目安です。
子どもによってペースは違います。
時計を見て行動するために必要な3つの力
1.数の理解(5とびの数え方)
時計は1を5分、2を10分と読み替える必要があります。
1から60までの数字や、5ずつ数える力が育ってくると理解しやすくなります。
2.時間の長さの感覚
「10分」がどれくらい長いのか、体感として分かる力です。
この感覚が育つと、「あと5分だから急ごう」と判断できるようになります。
3.見通しを立てる力(実行機能)
「8時に出るために7時50分までに着替える」という逆算の力です。
これは脳の前の部分が成長していくことで少しずつ育ちます。
時計を見ない子への関わり方のコツ

時計を見ない子への関わり方はその子の時間への理解度に大きく影響します。
まず、数字や時計に興味が持てているか。
そこをクリアしてからの考え方になります。
わからなくて当たり前と考える
子どもは「今」を生きています。
大人のように未来を考えて行動するのは難しい時期です。
脳の代わりに道具を使う
・タイマー
・チェックリスト
・視覚化ツール
などを使うと、子どもの負担が減ります。
「自分で頑張る」よりも「見える仕組み」を作ることが近道です。
できたことを大きく認める
・時計を見た
・針に気づいた
それだけでも大きな成長です。
少しずつできるようになれば大丈夫です。
Canvaで作るマグネットとけいボードの作成手順

ここからは実際にマグネットとけいボードを作っていきます。
Canvaで作成しました。
試してみたい方は後ほど、PDF配布しているので使ってみてくださいね。
こちらの使い方を見れば、自分好みのとけいボードができちゃいますよ♪
マグネットとけいボードを作るのに必要な材料はこちら。
・シール台紙A4サイズ(家庭用プリンタで使えるもの)
・セリアマグネットボード
・マグネット
・色画用紙
・Canvaで作成した時計盤ボード

① 画像サイズを選ぶ
印刷してマグネット板に貼るため、A4サイズで作成します。

Canvaトップ画面
→「デザインを作成」
→「A4サイズ」
② 時計の土台を作る
1.素材から「図形の丸」を追加

マグネットボードにあわせて、今回は直径12.5cmにサイズ調整しました。
2.中心用の小さな丸を追加

3.テキストで1〜12の数字を配置

数字は均等に配置すると見やすくなります。
③ 分数パーツを作る
1.小さな丸を追加

2.中に0・5・10・15…55と入力

3.複製して並べる
時計の数字より小さめにすると使いやすいです。
④ アイコンパーツを作る
1.丸の図形を追加

アイコンをシンプルなものにしたかったので背景は白、枠線は薄く設定
2.素材検索

例:「アイコン ノート」「シンプル 家電」
3.テキストで内容を追加

「はじめ」「おわり」のアイコンは特に便利です。
⑤ PDFでダウンロード

「共有」→「PDF(印刷)」で保存します。
⑥ 印刷して切り取る

ダイソーのシール用紙に印刷しました。
パーツごとに切り取ります。
⑦ マグネット板に貼る

時計本体を中央に貼り、分数は外側に配置しました。
あとで外せるように、分数は半分だけ接着しています。
⑧ 時計の針を作る

・色画用紙で針を作る
・チェス型マグネットに取り付け
・穴あけパンチで穴を開け、切り込みを入れる
・テープで固定
くるくる回るか確認してください。
⑨ アイコンをマグネット化

アイコンもマグネットに貼ります。
予定や区切りに使います。
⑩ 組み立てて完成
針を中心にセットしたら完成です。

マグネットとけいボード 実際に使ってみた感想と使い方


我が家では実際に長男が活用しています!
マグネットとけいボード 使い方

例えば…
・出かける時間に針を合わせる
・ゲームの終了時間に針を合わせる
・アイコンで「やること」を示す
裏面も活用してゲーム時間のルールなど、確認して欲しい内容を書いて貼るのもおすすめです。
子どもの変化
自分で針を動かすことで、
・時間を意識する
・終わりを理解する
・自分で確認する
という行動が増えました。
もちろん、完璧!っというわけには行かず、使い始めの方は忘れてしまうこともありました。
繰り返し使うことで意識できるようになっていきました。

自分で時計の針を動かすから楽しい!
それに時間も覚えていられるよ!
親にとってのメリット
マグネットとけいボードを使うようになって感じた良かったこともあります。
ちょっとしたイライラが減りました。
・「あと何分?」と聞かなくて済む
・集中を邪魔しなくていい
・親も時間の見通しが持てる
・視覚的に説明できる
見通しがあると安心する子どもにも向いています。
無料PDFと有料版について

お試しPDFを無料配布しています。
アイコンの枠にはフリーになっているのでオリジナルで使えます。

個人の範囲での使用をお願いします。
PDFの二次加工・二次配布・転載・転売等はかたくお断りします。
アイコンを1つのシートにまとめた完全版はnoteで販売しています。

印刷するだけで使えるので、忙しい方にもおすすめです。
Canva初心者でも安心して作れる理由
・無料版で作成できる
・図形とテキストだけで作れる
・操作はドラッグ中心
・タブレット、スマホ、パソコン対応
スクリーンショットを見ながら作れば、初心者でも再現できます。
まとめ|時間を見て動く力は「見える道具」で育つ
子どもが時計を見て行動するのは、すぐにできることではありません。
できなくて当たり前の発達段階です。
だからこそ、
目で見て分かる仕組みを用意することが大切です。
このマグネットとけいボードは、子どもに「時間の見通し」を見せてくれる道具として活用できました。
親の声かけのストレスを減らし、子どもが自分で動ける力を育てるきっかけになればと思います。
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