「世界最大のトカゲ」と呼ばれるコモドドラゴン。
写真や映像では見たことがあっても、実際に生で見たことがある人は少ないのではないでしょうか。
先日、名古屋市にある東山動植物園で特別展示されているコモドドラゴンに会いに行ってきました。
現在、日本では見られるのはここだけ!
子どもと一緒のお出かけで、動物たちを楽しむだけでなく、暑い日の工夫や園内グルメ、お土産までたっぷり体験してきました。
実際に行ったからこそ分かった「見どころ」や「子連れに役立つ情報」を紹介します。
◯ コモドドラゴンってどんな動物?展示の様子と見学ポイント
◯ 東山動物園を子連れで楽しむための持ち物・休憩スポット・暑さ対策
◯ グルメ・ボート・お土産など動物以外の楽しみ方
コモドドラゴンは迫力満点!
恐竜好きの子どもは喜ぶこと間違いなし!
恐竜好きじゃない、我が家の息子たちも興味津々でした。
コモドドラゴン とは?

コモドドラゴンはインドネシアの一部の島だけに生息する「世界最大のトカゲ」
・体長は最大で3メートル
・体重は70kg以上になることも。
・鋭い歯と強靭なあごを持ち、野生ではシカやイノシシを捕まえることもある肉食動物
・毒のある唾液を持ち、獲物を弱らせて仕留めるとも言われている。
安全な展示施設でじっくり観察できるのはとても貴重な体験です。
実際にコモドドラゴンを見た私たちの第一声は
でっか!!!!!!
ですw
本当に想像よりもはるかに大きかったんです。
これはガラス越しじゃないと怖すぎる…
動きも早いのですが、大きな体がドスドス動くのがなんだか可愛い…!
東山動物園にやってきた!
名古屋市にある東山動植物園は、日本でも有数の規模を誇る動物園。
動物園・植物園・遊園地・スカイタワーが一体となっていて、家族連れで1日中楽しめるスポットです。
私たちが目指したのは、2024年から特別展示されているコモドドラゴン「タロウ」。
今、日本で見られるのは東山動物園だけです。
コモドドラゴン「タロウ」の展示について
東山動物園にやってきたコモドドラゴンは「タロウ」という名前のオス。
2011年にシンガポール動物園で生まれ、2024年7月18日に来園。
そして同年8月23日から一般公開が始まりました。
- 展示開始:2024年7月18日来園 → 8月23日から一般公開
- 展示終了:2025年9月現在「未定」。
返還や終了時期は公式にも発表されていません。
つまり「今なら確実に見られる」貴重なチャンス!
体長約2.7m、体重約50kgという迫力ある姿は必見です。
展示場所は少し分かりにくいですが、北園門から入ると比較的近く、最短ルートでアクセスできます。
展示室の入口には大きな看板があります。

コモドドラゴンは「トカゲ」だけど自然動物館にはいません!
長いエスカレーターを上った先にある自然動物館。
ここでは爬虫類や両生類を見ることができます。
しかし、ここにはコモドドラゴンはいないんです!
我が家も最初、ここにいると思っていましたし、我が家の他にもコモドドラゴン難民が数組いました。
実際は北園のツルの檻近くに特別展示室にいます。
園内マップには「コモドオオトカゲ」の表記で案内されています。
遊園地やツルが目印です。
東山動植物園の基本情報

- 住所:愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
- 電話番号:052-782-2111
- 開園時間:9:00~16:50(入園は16:30まで)
- 休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開園日・時間・イベントについては公式サイトを確認してください。
入園料
- 大人(高校生以上):500円
- 名古屋市在住65歳以上(要証明):100円
- 中学生以下:無料(中学生は学生証の提示必要)
- 年間パスポート(高校生以上):2000円、市内65歳以上600円
- スカイタワー共通券:大人640円、市内65歳以上160円
各門の券売所で現金・キャッシュレス決済に対応。
名古屋市営交通の一日乗車券提示で割引もあります。
月に1度、はぐみんカードによる割引もありました。
駐車場&駐車料金
東山動物園の周りに駐車場があります。
- 普通自動車:1回800円(収容台数約1600台)
- 大型自動車:1回2,000円
- 自動二輪・原付:1回400円
正門前は地下鉄の入口があります。
正門前駐車場は早く埋まりがち。
上池門側の駐車場は比較的、空いていてとめやすいです。
門まで坂なので注意。
繁忙期は早めの到着、または公共交通機関の利用がおすすめです。
コモドドラゴン 展示の様子

展示室に入った直後は「どこにいるの?」と探してしまうほど背景に溶け込んでいました。
岩陰からゆっくり動く影を見つけた瞬間、その大きさに全員で声をあげてしまいました。
でっか!!!!!!
舌をぺろりと出したり、じっと観察するように首を動かしたりする姿は、恐竜に出会ったような感覚になります。
写真以上の迫力に「会えてよかった」と感じました。
館内は冷房が効いていて涼しかったです。
飼育スペースを移動していたのでどこにいても見ることができました。
移動するときのドスドスといった感じ!
手足が太くて1歩が大きく普段見ることのない動きに子どもたちも興味津々でした。
あまりの大きにだんだんこわくなってきた長男。

出てこないよね…?
強そうだからガラスぱりーんってできそう。
大丈夫!と言ったものもちょっと壁際で観察していました。
出口にはフォトスポットがありました!
腰が引けてる次男も良い思い出です。

子連れ動物園を楽しく快適に楽しもう!
ここからは子どもと一緒に動物園をまわってみて良かったポイントなどをまとめていきます。

9月に入って行ったのですがかなり暑かったです。
動物園=屋外施設
ですが、東山動物園では涼しく回れるポイントがありました!
項目ごとにまとめて見ました。
参考になれば嬉しいです。
子連れで持って行きたい荷物
動物園は広く、滞在時間も長くなります。
実際に行って「持ってきてよかった」と思ったものをまとめます。
- 飲み物(夏は凍らせて持参もおすすめ)
→すぐにぬるくなるのでできるだけ水筒が良い! - 日焼け止め、帽子、タオル
- 折りたたみ傘
- 折りたたみレジャーシート(木陰休憩に便利)
- 小さめのおやつ(子どもの気分転換に)
- ウェットティッシュ
- 替えの服(汗や水遊び対策)
ベビーカーは園内で300円でレンタルもしています。(台数制限あり)
飲み物は子どもが自分で持つことができる水筒が◎
子どもたちには自分の飲みたいタイミングで水分補給ができるよう、水筒を持たせました。
実際に移動しているときや動物を見ているときでも飲むことができて良かったです。
保冷の水筒だったので屋外でもぬるくならず冷たい飲み物が飲めました。
こまめに残量は確認していました。
日傘は折りたたみ&晴雨兼用
日傘も今回、大活躍!
直射日光を防げ、日陰がないときは子どもたちの休憩スペースとしても活用しました。
使う時は周りの人に十分注意してください。
混雑しているところや展示前では特に配慮しましょう。
トイレ事情
小さい子連れだと気になるトイレですが、園内には各所に設置されています。
ベビーカー置き場や多目的トイレも整備されているので安心です。

入口付近に園内マップがあるので持っておくと安心です。
暑い日のミストスポット

夏に助かるのが、園内に設置されたミスト。
細かい水しぶきが涼しく、子どもたちに大人気です。
- キリン前
キリンエリアの入口は滑りやすいので注意! - 猿山の広いエリア
子どもが自分でミストのスイッチを入れることができます。 - サイの前
サイもシャワーで水浴びをしています。 - トラゾーンの入り口
屋根付きの展示の入口がミストになっています。

場所を知っておくと、熱中症対策にもなります。
室内展示でひと休み
暑い日や雨の日にありがたいのが室内展示です。
東山動物園には冷房の効いた建物も多く、休憩がてら観察できます。
- コアラ館
- レッサーパンダ館
- 世界のメダカ館
- 自然動物館
(ワニのゾーンは冷房なし) - アジアゾウ休憩所
(ゾウエリア前の休憩所です。動物はいません。) - コモドドラゴン特別展示室

動物たちを見ながら涼めるのは子連れには大きな助けになります。
しかも世界のメダカ館と自然動物館は座れるスペースもあります。

動物だけじゃない楽しみ方
東山動物園は動物展示だけではありません。歩いているだけでも楽しい仕掛けがありました。
〇橋や坂道に「動物の足跡クイズ」
〇上池の足漕ぎボート
親子で挑戦、大盛り上がり!

営業時間や料金はこちら
広い上池を30分、楽しむことができます。
足が届けば子どもでも運転可能!

昼すぎから混んできます。
ボートに乗れない赤ちゃんなどが待機する待合室は冷房完備!
自販機もあります。
〇「くまのごはん」どんぐりポスト

園内を歩いているといたるところでどんぐりを見つけます。
丸くてずっしりした感じのどんぐりに子どもたちも思わず拾って見せてくれました。
本園のくま展示ゾーンの中にある「どんぐりポスト」知っていますか?
園内で拾ったどんぐりを入れると飼育員さんが選別してくまさんのごはんになるんです!
自分の拾ったどんぐりがごはんとして役に立つなんて素敵ですね。
◯園内には動物と写真が撮れるスポットがあります!
園内にあるフォトスポットも動物園ならでは。
写真↓は自然動物館前の亀になりきれるスポットです。

他にも顔はめパネルや等身大の動物のオブジェなどが園内にあるのでぜひ楽しんで写真を撮ってみてください。
〇動物の誕生日を祝うメッセージボード・プレゼント台

ゾウの休憩所内に設置してるこちらのコーナー。
自分の推し動物の誕生日をお祝いすることができるんです!
ホワイトボードにはそれぞれの誕生日が書かれており、お手紙はポストへプレゼントは机の上に置いてあげたい動物のステッカーを添えます。
子どもたちは「動物もお誕生日をお祝いしてもらったら嬉しいよね!」とカレンダーをチェックしていました。
どんな生き物も平等に思いやりを持って接することができると素敵!
他にも飼育員さんお手製の掲示物や、原寸大の動物のモニュメントと写真が撮れるコーナーなど、子どもが飽きることなく園内を楽しめる工夫がいっぱいです。
園内グルメを楽しむ
昼食は想像以上に混雑していて、10時半に到着した時点で室内席は満席。
外のベンチも11時には埋まっていました。
私たちは運よく座れましたが、日当たりが強いため木陰にレジャーシートを広げている人の方が快適そうでした。
目当てのゾアシスのどうぶつカフェでランチ!



動物モチーフのメニューも多く、子どもは大喜び。
プレートはお面付きで園内かぶっている子が多くいました。
思わず写真を撮りたくなる可愛さで、唐揚げがとくに美味しく満足でした。
かなり量が多いので注意です!
唐揚げプレートは小学生の長男が食べきれず…
大人が美味しくいただきました。
たくさん歩いて疲れたらかき氷で休憩!
キッチンカーも多く出ているので無理せず休みましょう。

最後のお楽しみ!お土産ショップ

園内のショップは種類がとても豊富で、価格帯も幅広いので選ぶのが楽しいです。ぬいぐるみやお菓子、文房具など子どもが喜ぶアイテムがずらり。
私のおすすめは「アニマルマグネット」

1つ220円!
種類も豊富で集めたくなる!
手書き&レトロ感あふれる可愛さです。
来園記念にもなりますし、マグネットで実用性があるので配るお土産としても◎
1日では回りきれない広さ
今回は遊園地エリアやふれあい広場、隣接する植物園までは行けませんでした。
それほど広く、見どころが多い施設です。
次回の楽しみにとっておこうと思います。
モノレールで移動が便利です。

まとめ コモドドラゴンは迫力満点!動物園には楽しい仕掛けがたくさんあった
大きな動物に驚いたり、涼しいミストで走り回ったり、動物モチーフのごはんを食べて笑顔になったり。
子どもにとっても、私にとっても充実した1日になりました。
東山動物園はただ動物を見るだけでなく、学びや遊びの要素がぎゅっと詰まったスポットです。
コモドドラゴンの迫力を体感できるのはもちろん、家族みんなで楽しめる仕掛けがたくさんありました。
コモドドラゴンに会ってみたい人はぜひ、東山動物園へ♪
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