小学校の給食で使う食事用ナフキン。
市販のものはサイズが小さかったり、好みのデザインが見つからなかったり…。
息子の小学校の指定サイズは40cm×40cm!
この大きさのナフキンは意外と売っていません。
そこで、子どもの好きな布を使って手作りしてみました!
布を縫うだけでも十分ですが、せっかくなら切り返しデザインにして箸を置くスペースを作るなど、少し工夫するのもおすすめです。
◯小学校の給食ってどんな感じ?
◯給食で使用する手作り食事用ナフキンの作り方
◯布選びのポイントや買い換え・作り替えのタイミングなど
入学前に給食セットの準備を整え、子どもが安心して学校生活を迎えられるようにしましょう。
小学校の給食と食事用ナフキン

小学校の給食、いつからお盆じゃ無くなったのでしょうか…
私が小学生の時、給食は銀色のお盆でした。
ナフキンはどのように使うの?
先輩ママの話を参考にまとめてみました!
小学校の給食の様子|どんな流れで食べるの?
配膳や片付けの流れ
①配膳
給食当番が給食を配膳します。
②食事
「いただきます」の挨拶をして食事をします。
コロナ前は机を向かい合わせて食事していたところもありましたが最近はみんな前を向いて食べることが多いようです。
③ 片付け
食事後、「ごちそうさま」の挨拶をして片付けをします。
ナフキンを使うタイミング
給食開始前に敷く
給食の前に、机の上にナフキンを敷きます。
これにより、机が汚れるのを防ぎ、食器を安定して置くことができます。
食事中
ナフキン上に食器や給食トレーを置き食事をします。
食事用ナフキンの役割|机に敷く?口を拭く?
給食ナフキンは主に机を保護するために使用されますが、口を拭くことが目的ではありません。
ナフキンは食器を置くためのランチョンマットとしての役割が中心です。
給食時に気をつけたいこと|姿勢・マナーも大事
ナフキンの上に給食を置く理由
◯食器やトレーを置く際に机が傷ついたり汚れたりするのを防ぎます。
◯食べ物や飲み物がこぼれた場合でも、机を直接汚さず清潔を保つことができます。
◯食器を置いたり動かしたりする際の音を和らげます。
◯直接机に触れることなく清潔な環境で食事ができます
食事用ナフキンの準備と使い方

食事用ナフキンが給食での必需品というのはよく分かりました。
小学校という新しい環境でいきなり使うのは子どもも不安になりそう…
入学前に家でできそう!
やっておきたいことをまとめました。
ナフキンの扱い方|たたみ方・持ち帰り方を練習しよう
ナフキンを広げる・たたむ・巾着に入れるところまで一通りできるようにしておくと安心です。
ランドセルに入れやすくするコツ
毎日持ち帰る給食ナフキン。
ランドセルは教科書やタブレットでもういっぱいなんですけど〜
子どもに伝えたいナフキンのしまい方はずばり!
ぺちゃんこにして入れて!

畳んだときも巾着に入れたときも うすーくなっているとパンパンのランドセルの隙間にも入れやすいです。
洗濯時にチェックしたいポイント
子どもが自分で入れる習慣はもちろん大切なのですが、気をつけたいのが
カレーやソースの汚れ&食べこぼしがそのまま付いていることがあるということです。
そのまま他の洗濯物と一緒に洗濯…したくないですよね。
上手に食べることができる・自分で大まかな汚れを洗えるようになるまでは洗濯機のそばに小さなバケツなどを用意してそこに入れてもらう良いです。
大人が汚れを確認してから洗濯機で回すことができます。
入学前に家でやっておきたいこと|広げる・たたむ練習
子どもと一緒にシミュレーションしてみよう!
家の夕飯時やままごとセットを使って小学校ごっこをするのもオススメです。
慣れた環境や遊びの中でナフキンの使い方を学ぶことができます。
給食セットの準備|ナフキンだけでなく巾着袋も必要?
これは小学校にもよるかと思います。
友人の学校はナフキンにループをつけてかけるスタイルでした。
息子の小学校は巾着袋にいれて保管!

巾着のサイズはナフキンを3つ折りサイズがオススメ!

この畳み方だと食べこぼしや汚れが巾着につきにくいです。
かける持ち手付きの巾着の作り方は別記事で紹介します。
予備のナフキンはいる!!!
毎日使用する食事用ナフキンは予備を用意しておきましょう!
子どもが忘れてくる
洗濯し忘れる
乾かない
色々な状況が予想されるので4枚くらいは用意しておきましょう。
手作り食事用ナフキン 布選びのポイント

手作りするなら丈夫で長く使える生地を選びたい!
市販のナフキンは一枚仕立てでできているものが多く,ほつれやすい印象です。
1枚仕立てのメリットは乾きやすいということ。
もちろん乾きやすい方が良いですので自分が欲しい機能に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは手作りする場合の布選びについて紹介します。
家庭で扱いやすい、乾きやすい素材を選ぶ
• オックス生地: 厚みがあり、丈夫でしわになりにくいので、扱いやすいです。
• ツイル生地: コットン100%で、初心者でも扱いやすく、耐久性があります。
• コットン100%生地: 吸水性が高く、肌触りが良いため、ランチョンマットとして適しています。
これらの生地は、洗濯しやすく、日常的に使用するのに適しています。
綿・ガーゼ・オックス生地の違い
私が選ぶときに気にしたのが汚れの落ちやすさです。
ガーゼ素材はカレーやソース系の汚れがシミにになりやすい…!!
洗濯するときにネットを使うのも面倒だったので我が家はオックス生地にしました!
あとはアイロンが必要かどうかも注意したいポイント。
シワになりにくい素材であれば干してアイロンいらず。
乾いたらそのまま畳んで持っていくことができます。
毎日使うからこそ洗濯しやすい素材が◎
キャラクターOK?学校のルールも確認しよう
息子の小学校は学習関連の学用品のキャラクターものはNG。
学習に集中できなくなるという理由です。
カバンなどに制限はないので食事用ナフキンはポケモンにしました。
学校のルールがあるので入学説明会などで案内があればそれに従います。
案内が場合でも一度確認しておくと安心です。
(保育園や幼稚園と違って暗黙のルールってやつが結構あります。)
そもそもシンプルなデザインなら長く使えるので子どもの好みのシンプルな布があればそちらで作るのが◎!
手作り食事用ナフキンの作り方(写真付き)

食事用ナフキンを作りました。
今回は息子の学校指定サイズで作りました。
それぞれの学校指定サイズに合わせて作ってくださいね。
材料と準備するもの|基本の道具&布選び
必要な布のサイズについて
今回指定サイズが40cm×40cmのためカットした布の大きさは42cm×42cmです。
希望の完成サイズに縫い代を各辺1cmずつ足してください。
1つあると便利!型紙
これからもきっと作るであろうこの食事用ナフキン。
難しい形ではありませんがいちいち測るのは面倒なのでいらない紙で型紙を作っておきました。
食事用ナフキンの材料|切り返しデザイン

・布(42cm×42cm) 2枚
長方形のナフキンを作る場合・布柄の向きがある場合は気をつけてカットしてください。
・名前タグをつける場合は用意してください。
・ミシン
・アイロン
・クリップ
食事用ナフキンの作り方|切り返しデザイン
直線縫いだけ!
初心者でも簡単に作ることができます。
縫い代は指示がなければ1cmです。
全てに返し縫いをしています。
①布を中表に合わせ、上下の辺を縫う。

②縫い代をアイロンで割る。

名前タグをつける場合

切り返しの部分に名前タグをつける場合はここで一度、表に返して名前タグを縫い付けます。
アイロン接着などの場合は完成した後でOK。
③柄布の下に無地布がくるように中表のまま7cmずらして折る。

布の切り返しを作ります。
布の向き、名前タグの位置などに注意してください。
位置が決まったらアイロンをかける。
④返し口を5〜7cmほど残してぐるっと一周縫う。

縫い目を切らないように角を落とす。
縫い目のところでアイロンをかけておくときれいに返すことができます。

⑤表に返してキレイに角を出して形を整える。

角・布端をキレイに出してアイロンをかけておきましょう!
⑥布端から0.5cmで1周ぐるっとステッチをかける。

完成です!
端の処理をきれいに仕上げるコツ
作業に入る前に布にアイロンをかけておく。
縫い代をしっかり割る、布端をきれいに出すなどこまめに丁寧にアイロンをかけるとキレイに仕上がります。
買い換え・作り替えのタイミング|ボロボロになる前に!

食事に使用するものだからいつでも清潔なものを使ってほしい!
でもいつ変えれば良いんだろう?
ほつれやシミが目立ってきたら交換のサイン
布でできているので使用しているうちに出てくる糸のほつれが気になったら交換のサインです。
ほつれから布端がひらいてきてしまったりすると子どもも扱いにくくなります。
また、汚れやシミが目立ってきたら交換しましょう。
食事の場面は衛生面を学ぶ機会でもあるので清潔なものを使用できるようにしていきましょう。
できるだけ長く使用して欲しい気持ちももちろんあるのでしっかりシミ抜きはやっていきます…!
季節や学年・子どもの好みに合わせて新しくするのも◎
進級や子どもの好みの変化も食事用ナフキンを交換するタイミングになります。
ちょっとよれてきたけどまだ使えるかな…?
と思ったら、子どもに聞いてみるのもアリ!
家庭と離れる学校だからこそ子どもの気持ちに寄り添ってくれるアイテムを使って欲しいと思います。
子どもが「使いづらい」と感じたら見直しを!
学校指定のサイズがある場合だとサイズの使いづらさ等はあまりないかと思います。
サイズ指定がない場合子どもの使いやすいサイズが変化してくることも…!
実際に使ってみた子どもの意見を聞いてリアルな声を反映させていきましょう。
まとめ:手作り食事用ナフキンならサイズもデザインも自由!
小学校の給食で使う食事用ナフキンは毎日使うもの。
だからこそ、子どもが気に入るデザインで作ると安心感につながります。
新一年生のお子さんたちは新しい環境で頑張って生活していくことになります。
自分の好きなものや手作りの温かさに触れて少しでも安心して学校生活を送って欲しいです。
手作りならではのサイズ調整や名前をつけやすい工夫などメリットも多いです。
ミシン初心者さんでも作りやすいのでお子さんの好きな布で挑戦してみてくださいね。
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