ニット帽を編むなら、せっかくなら可愛いものを作りたい。
女の子向けなら、なおさらそう思いますよね。
今回ご紹介するのは、中長編みの表引き上げ編みで編む、 リボンが可愛いニット帽 です。

中長編みで表引き上げ編みをすると伸縮性もありながら、ニット特有のころんとした立体的な編み目がしっかり出ます。
そこにピンクのミックス毛糸を使い、折り返し部分をリボンにアレンジすることで、可愛さをぎゅっと詰め込みました。
今回もリクエストをいただいて編んだ作品です。
プリンセスが大好きで、可愛いものに目を輝かせる女の子のためのニット帽に挑戦しました。
ざくざく編める編み方なので、1日で完成します。
◯ 中長編みの表引き上げ編みで、可愛いニット帽を編む方法
◯ リボンとポンポンをつけた女の子向けアレンジの作り方
◯ 毛糸の硬さによるサイズ感と仕上がりの違い
この記事では、編み方だけでなく、毛糸選びやサイズ感について感じたことも正直にお伝えします。
リボンが可愛いニット帽 特徴

着用するとこんな感じです。
正面の折り返しが大きなリボンになっています。
中長編み×表引き上げ編みの、はっきりした編み目
中長編みは、細編みと長編みの間の高さの編み方です。
長編みほどすき間が空かず、細編みほど固くならないため、編み目がくっきりと見えます。
表引き上げ編みと組み合わせることで、ニットらしい立体感がしっかり出るのが特徴です。
リボンとポンポンで、女の子らしさをプラス
折り返し部分をリボンにし、頭頂部にはポンポンをつけました。
シンプルな形のニット帽でも、一気に特別感が出ます。
既製品ではあまり見かけない、手編みならではのデザインです。
伸縮性はあるが、しっかりした仕上がり
中長編みの表引き上げ編みは、伸縮性はありますが、長編みよりもしっかりした編み地になります。
毛糸の種類によっては、ふんわりというより、形がはっきりした帽子になります。
この点も、後ほど詳しく紹介します。
リボンが可愛いニット帽 材料と道具
今回も100均の毛糸とかぎ針で編みました。
思ったよりも毛糸が必要になったなという印象です。
使用した材料

ダイソー カラフルポッピング ピンク 5玉
この毛糸は、色合いがとても可愛く、思わず購入しました。
ただし、編み上がりはかなり硬めです。
柔らかいニット帽にはならないため、その点は注意が必要です。
ポンポン用の毛糸 適量
使用した道具
・かぎ針 10号(ダイソーで購入)
・はさみ
・毛糸用のとじ針
編み方の前に|サイズについて正直に
今回は鎖編み45目でスタートしました。
ただ、正直に言うと、編み上がりが大きくなってしまい、多かったと反省。
毛糸が硬いこともあり、完成すると横幅約30cmの、存在感のあるニット帽になりました。
これから編む方は、お子さんサイズであれば38目から40目くらいに減らすのがおすすめです。
編み方| リボンが可愛いニット帽
ここからは、写真を見ながら順番に説明していきます。
編み方の詳細もリンクで貼っておくのでおさらいしたい時にぜひ、活用してください。
① 鎖編みで45目編む

鎖編みを45目編みます。
作り目は、きつくなりすぎないよう、少しゆったり編むのがポイントです。
※子ども用でこの毛糸で編む方は、38〜40目がおすすめです。
② 立ち上がり鎖1目、裏山を拾って細編みを1段
立ち上がり鎖を1目編みます。
鎖編みの裏山を拾って、細編みを1段編みます。

裏山とは、鎖編みを裏返したときに見える山のような部分です。

ここを拾うことで、あとで端をつなげたときに、仕上がりがきれいになります。
③ 立ち上がり鎖2目、中長編みの表引き上げ編み
立ち上がり鎖を2目編みます。

下の段の編み目を、そっくりそのまま拾って中長編みを編みます。

あとは中長編みを編んでいきます。




これが、中長編みの表引き上げ編みです。
最後の目も同じように下の段を拾って編みます。

最後まで丁寧に拾うことで、端がきれいにそろいます。
中長編みについておさらいしたい人はこちらの記事をどうぞ
④ 表引き上げ編みをくり返す

立ち上がり鎖2目を編み、中長編みの表引き上げ編みをくり返します。
欲しい幅(=頭位のより少し小さいくらい)になるまで、同じ編み方で進めます。
⑤ 今回は50段まで編みました
今回は50段で希望のサイズになりました。

毛糸が硬いため、段数のわりに高さは控えめです。
途中で頭に当てて確認すると安心です。
⑥ 端を細編みで編んで筒にする
編み地を半分に折り、端同士を合わせます。

端の目の中心同士を拾って、細編みでつないでいきます。
糸を30cmほど残して切り、輪に通してほどけないようにおきます。
⑦ 頭頂部を絞る
毛糸用のとじ針に替え、頭頂部の目をざくざく拾います。


2周ほどしてしっかり絞り、裏側で糸処理をします。
⑧ 折り返し部分でリボンのひだを作る
折り返した部分の正面で、ひだを作ります。

同じ色の毛糸で、ひだの中心を縫い止めます。
ここで、リボンの形が決まります。
⑨ リボンの帯を作る
鎖編みを20目編み、細編みで3段ほど編みます。

これを⑧のひだの上に巻き、リボンの形になるよう整えます。
⑩ ポンポンを作って縫い付ける
長方形に50回ほど毛糸を巻き、中心をきつく縛ります。



両端をカットし、先に頭頂部に縫い付けてから形を整えると、バランスが取りやすいです。

全体を整えたら完成です。

きれいに仕上げるための注意点
中長編みは毛糸を多く使う
中長編みは、長編みよりも糸を多く使います。
今回は35gの毛糸を5玉使用しました。
毛糸は、少し多めに用意しておくと安心です。
編み目を飛ばさない
下の段を拾うため、目を落としにくい編み方ではあります。
ただし、編み目を飛ばすと穴が目立ちます。
一目ずつ確認しながら進めましょう。
硬い毛糸は帽子が大きく見える
今回使った毛糸は、編み上がりがとても硬めです。
そのため、実際のサイズ以上に、大きく見えました。
ふんわり頭に沿う帽子にしたい場合は、柔らかい毛糸を選ぶのがおすすめです。
毛糸を変えた比較例
柔らかい毛糸で編んだ別のニット帽がこちら。
作り目は鎖編み45目で段数は54段でした。

ピンクのニット帽より、見た目はコンパクトです。
さらに別のリクエスト作品では、とても柔らかい毛糸を使い、1目1目をゆったり編みました。

鎖編み40目、48段で編んでいます。
同じ編み方でも、毛糸によって印象が大きく変わります。
実際に4歳の女の子にプレゼントしてみた感想
完成したニット帽を、4歳の女の子にプレゼントしました。

色合いがとても可愛らしく、喜んでもらえました。
とはいえ、存在感はかなり強い!
頭がすっぽり収まるというより、毛糸のボリュームで大きく見える印象です。
雪遊びなどには向いていそうだと感じました。
リボンのデザインは他と被らず、特別感があります。
また、硬めのニットのおかげで型崩れしにくく、髪を結んでいても中で崩れにくいというメリットもありました。
長編みタイプとの違いが気になる方へ
今回の帽子より、もう少し柔らかく、締め付け感の少ないニット帽を編みたい方には、
以前紹介した「長編みの表引き上げ編みで作るニット帽」も参考になります。
同じ表引き上げ編みでも、編み方が変わると仕上がりが大きく変わります。
まとめ|リボンが可愛いニット帽はオンリーワンの可愛さ!
我が家には女の子がいないので挑戦のニット帽になりました。
中長編みの表引き上げ編みは、可愛い編み目がしっかり出る魅力的な編み方です。
一方で、毛糸選びやサイズ感によって、仕上がりの印象は大きく変わります。
今回の経験が、これから編む方のヒントになれば嬉しいです。
女の子が笑顔になる、特別なニット帽作りを、ぜひ楽しんでみてください。





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