ポケモン好きの息子に頼まれて、かぎ針編みで「宝箱」を作りました。
「宝箱」の編み方は探しても見つからず試行錯誤しましたが、毛糸を2本どりにして細編みでしっかり編むことでなんとか自立する仕上がりに。
宝さがしポケモンのコレクレーがすっぽり入るサイズで、ポケモン好きの子どもにも喜んでもらえました!
この記事では、かぎ針編みで作る宝箱の編み方と、実際に作ってみた工夫や注意点を紹介します。
◯ かぎ針編みで自立する宝箱を作る方法
◯ よりしっかりした仕上がりにするための工夫
◯ 実際に編んでみて困ったところや改善点
かぎ針で編む宝箱!ポケモン好きの我が子にピッタリの理由

このポケモン知っていますか?
宝さがしポケモン『コレクレー』です。
コインを探して彷徨う小さなポケモンですが、歩いているものと宝箱に入っているものがいます。
少し前からこのポケモンがお気に入りの長男。
コレクレーのお弁当はこちらの記事から
宝箱を作ろうと思ったきっかけ
息子はコレクレーの歩いている方(徒歩フォルムと言います)のぬいぐるみでよく遊んでいます。
先日、セリアでコインのおもちゃを購入してから

このコインとコレクレーの入る宝箱が欲しい!
と息子からリクエストがありました。
コレクレーが寝るかもしれない?ので寝心地と温かさを考えて毛糸で編んで欲しいとのこと。
宝箱ってメジャーじゃないの?編み方を探してもなかった
宝箱は割とメジャーなアイテムなので編み方がどこかにあるだろうと思っていたのですが見つからない!!!
以前編んだカバンの底を思い出し、箱型に編んでみようと思いたちました。
宝箱の編み方と編み表(かぎ針編み)

幅20cm 高さ20cm 奥行き12cm
実は2回ほど編むのに失敗しています。

自立が難しいんです!
3度目にして何とか形になった感じですが毛糸の種類によっては自立が難しい場合があります。
挑戦する人はぜひ硬めの毛糸で編んでください。
使用した毛糸・針・道具

・毛糸 赤色 並太6玉 / 金色 並太2玉
・かぎ針 10号
・編み目マーカー
・ハサミ
・毛糸用のとじ針
編み方のポイント
今回、すべて2本どりで編みます。
毛糸2玉それぞれから糸を出し2つを同時に編んでいきます。

毛糸は必ず別々の毛糸玉から取ってください。
編み方はキツめの細編みと引き抜き編みです。
編み方のおさらいはこちらからどうぞ
編み表(簡単なものですが良ければ参考にしてください。)

毛糸を2本どりしているため、毛糸の種類や編み目のキツさによって大きくサイズが変わってしまいます。
あくまで目安として参考にしてください。
かぎ針で編む宝箱 編み方
宝箱は 本体 蓋 別で編んでから金色の毛糸で繋げていきます。
1つずつ丁寧に編んでいきましょう。
編み目のキツさでサイズが変わっていってしまうので要注意!
宝箱の本体を編む。
①底から編み始める。

編み表を参考に底部分を編む。

長辺20目、短辺10目になるように編みました。
②底が編めたらぐるっと1周半目を拾った引き抜き編みをしてさらに上に細編みを編む。

欲しい高さまで編む。
宝箱の蓋を編む
①鎖編み20目(箱の幅分)を編み細編みでアーチができる分まで段を編む。

アーチが大きすぎると自立しないので注意!
箱本体の高さは超えないようにしましょう。
②編み終わりを引き抜き編みしたらそこから10目(箱の奥行き分)鎖編みを編む。

③アーチの端となるところに引き抜き編みで編みいれる。

これでアーチの形ができます。
④渡した鎖編みの目を拾って細編みで側面を編んでいく。

側面の目を拾いながら、減らし目をしながら編んでいく。
ここは蓋をどれだけの段で編んだかによって編み数が変わります。
最後、蓋丈夫と側面の上部が繋がればOKです。
左右の減らし目が均等になるようにしてください。
最後は引き抜き編みでとじる。

⑤反対側も同様に編む。

本体と蓋を繋げる。
箱、蓋それぞれ金色の毛糸を2本どりで縁を細編みで編んでいく。
<太くしたい場合>
細編みを2列編み、引き抜き編みで1つにとじていく。

<細い縁取り>

底などぐるっと縁取れそうなところは一気に編んでOK。
<箱と蓋を繋げる>
どちらも縁取りした後に引き抜き編みで繋げます。

飾りをつける。

今回は黒いベルトと正面にグレーの丸をつけました。

完成です。

よりしっかりした宝箱にするための工夫
宝箱を編んで思った自立の難しさ!
しっかりさせるために工夫したポイントをまとめました。
最初はパーツごとに編んでいたが、一気に編んだ方がよかった
最初,パーツごとに編んで最後に金色で繋げていたのですが弱い!!
できるだけ一気に編んだ方が強度が増すことがわかり、箱と蓋に分けて編みました。

ふちに金色の毛糸を編み足して補強
すでに箱や蓋として形が完成しているところに金色の毛糸で縁取り。
これが強度をあげ良かったです。
後から編み足すので太くすることも簡単にできました。
編み目マーカーを活用して角を意識
箱の角をはっきりさせたかったので編み目マーカーで印つけをして意識しながら編みました。
普段はしっかりキツめの細編みも角だけは少しゆったりと。
メリハリがついて縁を編むときも分かりやすくて良かったです。
作るときの注意点&今後のアイデア

試行錯誤して作った宝箱、注意したいポイントやアレンジについてまとめました。
毛糸の入手が大変だった!100均の毛糸は早めに確保しよう
今回、意外と大変だったのが毛糸の入手です。
編み物ブームなのかどこも品薄!!
2本どりにすると毛糸が足りず買い足しに行ったのですがなかなか手に入らず確保に苦戦しました。
単純に普通に編む倍の量は必要です。
(プラスαで1玉は余分に確保!)
早めに、多めに毛糸は確保しておきましょう。
小さめサイズなら、ふたが自立しやすい?
今回はコレクレーを入れるための大きさでしたが、2本どりでもう少し小さければしっかり自立する宝箱ができたのではと思っています。
また、蓋もアーチ状ではなく箱と同じ長方形スタイルであれば、よりしっかりした箱になるかと思います。
リアルな茶色や異素材の毛糸で編んでみるのもアリ
様々な色や素材の毛糸が売られています。
茶色や硬めのコットンなど色や素材を変えれば全然違った宝箱ができます。
次はヤーン系の毛糸で作ってみたいです。
コレクレーが入った様子

早速コレクレーを入れて遊ぶ長男。
コインで箱を埋め尽くすことは量的に難しいので工作で使用しているスポンジを敷いていました。

箱フォルムになった〜!!

中にものが入っているので形も崩れず遊ぶことができています。
良かった〜
まとめ:かぎ針で宝箱!難しい自立は毛糸の2本どりと縁どりがミソ!
かぎ針編みで宝箱を作る方法を紹介しました。
毛糸2本どり+細編みでしっかり編めば、自立する宝箱が完成します。
ポケモン好きの子どもが喜ぶこと間違いなし!
毛糸の選び方やサイズを工夫すれば、小物入れやインテリアにも活用できます。
ぜひ、自分だけの宝箱を編んでみてくださいね。
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