小学生になると私服での登校が始まり、ポケットがついていないズボンや浅いポケットも意外と多いもの。
そこで、ナスカン付きでズボンやカバンに取り付けられる縦型の移動ポケットを手作りしました。
縦型なら見た目もスッキリして、子どもも使いやすいんです。
• ナスカン付き縦型移動ポケットの作り方
• 手作りすることで得られるメリット
• 実際の使い心地や工夫したポイント
縦型移動ポケット 手作りするメリットとは?

横型の移動ポケットは売られているのですが縦型というのは見たことがありませんでした。
自分の好きな形に作ることができるのは手作りの大きなメリット!
他にも手作りならではのメリットをまとめました。
子どもの好きな布で作れる
手作りなら、子どもの好きな柄やモチーフの布を使えるのが最大の魅力!
市販品では見つからないデザインや、お気に入りの生地でオリジナルの移動ポケットを作れます。
服のテイストに合わせられる
無地やシンプルな柄を選べば、洋服に合わせやすくて見た目がスッキリ。
制服や私服にも馴染むデザインにできるのが手作りの良さです。
まるごと洗えて清潔!
ポケット本体をそのまま洗濯できるので、いつでも清潔を保てます。
洗えるナスカンを使ったのでナスカンごと丸洗いOKです!
収納力も自由にカスタマイズ
ポケットにはハンカチだけでなく、マスクやリップクリームなどの小物も持ち歩きたい!
手作りならポケットを増やすこともできるので収納可能です。
必要に応じてポケットの数やサイズを調整できるのも手作りならでは。
ナスカン付き 縦型移動ポケットの特徴

実際に作った縦型移動ポケットがこちらです。
サイズはおよそ 縦15cm横7cm です。
移動ポケットはクリップで止めるタイプが多いかと思いますが今回はナスカンというパーツを使用しました。
ズボンにもカバンにも使える!
ナスカンが付いているので、ズボンのベルトループだけでなく、カバンやリュックの持ち手にも取り付けられて便利。
子どもが「今日はズボン」「明日はカバン」と使い分けられます。
ティッシュ・ハンカチを分けて収納できる
手前にはティッシュ専用ポケット、その奥にハンカチ用のメインポケットがある二層構造。
ハンカチはミニタオルを4つ折りにすると少し曲がりますが、十分収納可能です。
ハーフタオルはスッキリ入ります◯
ゴミの一時保管ポケット付き
ティッシュポケットの裏にもう一つポケットがあり、使い終わったティッシュや小さなゴミを一時的に保管できます。
ただし、大きなゴミやたくさんは入らないので、登下校中や外遊びの際に近くにゴミ箱がない場合に便利です。
縦型移動ポケット 材料と道具
*布は縫い代込みの寸法です。
• 表布:お好みの柄(耐久性があるオックス生地がおすすめ)
本体:縦32cm横16cm
ティッシュケース:縦16cm横24cm
• 裏布:無地や薄手の生地 縦32cm横16cm
・カバンテープ 2.5cmを8cm
• ナスカン:取り外し可能なものを選ぶと便利
• ミシン
・糸
・ハサミ
・定規
・アイロン など
縦型移動ポケット 作り方
*すべてに返し縫いをします。
*指定がない場合の縫い代は1cmです。
①布を裁断する。

柄がある場合、ティッシュケースの布の向きには注意!
②ティッシュケースを作る。
長辺の上下端を1cmずつ2回折ってアイロンをかけ端0.5cmでステッチをかける。

上下5cmずつ折って端を0.5cmと1.0cmで縫う。
中心は少し重なっていてOK!

表に返して形を整える。角はしっかり出す。

ティッシュケースを縦にして上側に来る方に0.2〜0.5cmくらいでステッチをかけておく。
③本体(表布)にパーツを縫い付ける。
本体を半分に折って半分の線にティッシュケースのステッチがかかってない方をあわせる。
反対側はカバンテープを通したナスカンを中心にセットする。

ティッシュケースは0.5cm、ナスカンは0.7cmで縫い付ける。

④半分に折ってサイドを縫う。

表に返しておく。
⑤中袋(裏布)を半分に折って縫う。

サイドを縫う。
片方は返し口を作っておく。
⑥ ⑤の中に④(表に返した状態で)を入れる。

入れ口を合わせる。

ぐるっと1周縫う。

⑦縫えたら表袋を出す。

中袋の角と合わせて縫い目で軽く縫い合わせておく。

⑦返し口を縫う。
返し口から表に返して中袋の返し口を縫う。

⑧入れ口0.2〜0.5cmのところでステッチをかける。

アイロンでしっかり形を整えておこう
完成!
縦型移動ポケット 実際に使ってみた感想

ティッシュとハンカチを入れました!
スッキリまとまっています。
子どもが使いやすい!
ズボンに取り付ければ落とす心配がなく、カバンにも付けられるので自由度が高いです。
子ども自身がサッとハンカチを取り出せるのも良かった点。
ハンカチを入れる時は小さく折りたたんで入れるのですが慣れてくるとノールックで入れています。
見た目がスッキリしてスマート
横型の移動ポケットよりコンパクトで、縦型は服にフィットしてスマートに見えます。
特に高学年になるにつれて、このスッキリ感が嬉しいポイントかもしれません。
洗い替えが必要かも?
毎日使うなら、もう1つ作っておくと便利。
洗濯時に予備があると安心です。
我が家は洗えるナスカンなのでこのまま洗います!
まとめ:移動ポケットを縦型にしたらスッキリ・使いやすかった♪
ナスカン付きの縦型移動ポケットは、ズボンにもカバンにも取り付けられて使い勝手抜群!
手作りすることで、子どもの好みに合わせたデザインにしたり、サイズ感を調整したりできるのが魅力です。
小学生くらいからは動きも活発になるので邪魔にならないスマートなタイプがいいのかもしれません。
ぜひお子さんの成長や活動のスタイルにあわせてぴったりの移動ポケットを作ってみてくださいね!
小学校入学に向けて手作りしたグッズを他の記事で紹介しています♪



コメント