小学校入学前に、うちの子は数字を理解しているのかな?
そんな不安を抱える親御さんは多いものです。
特に、就学前の子どもが数字に触れ、遊びながら学ぶ経験は、入学後の算数の基礎づくりにはとても大切です。
以前の記事でも「数字に触れて遊ぶことの大切さ」をご紹介しましたが、今回はそれを実践的にサポートしてくれるツールとして、SNSで話題の子ども向け計算機「ピコトレ」をレビューします。
数字を遊びの中に取り入れたアイデアはコチラから!
ピコトレ どうして話題??気になってる人とその理由
最近Instagram等のSNSでもよく見かける「ピコトレ」
一見、電卓?といった感じですが手軽に数字や計算ができて良さそう!と購入してみました。
結果、6歳の長男は時間を見つけて計算を楽しんでいます!
正直、ここまで流行るとは思っていませんでした…!
「ピコトレ」とは何か?
ピコトレは電子の暗算ドリルです。
たしざん・ひきざん・かけざん・わりざん
ミニゲームが3つ
ゲーム感覚で算数力を育てるものです。
概要は後ほど詳しく!
どんな人に注目されているの?選ぶ理由
ずばり!!就学前の子どもを持つ保護者です!!
私が購入したのも計算に少しでも触れておいてほしいと思ったからです。
ピコトレは小学1年生から4年生レベルの計算問題が収録されています。
長く使用できるのも購入決定したポイント!
他にも数字や計算にもっと親しんでほしい遠も持っている家庭や楽しく勉強する方法を探している人にピコトレは選ばれています。
ピコトレを就学準備で選んだ理由を深掘り
先ほど選んだ理由に「就学前に計算に少しでも触れて欲しい」と言いました。
ここではピコトレに期待する就学前の学習準備に注目!
小学校に入るとぶつかると言われている学習の壁
毎日机に向かう学習習慣
遊びから学習への切り替え
就学前に少しでも準備しておきたい…!
数字や計算に親しむことで期待すること
今まで生活や遊びの中で触れてきた数字や簡単な計算。
小学校に行くと急に数字が紙に書かれていて「計算しましょう」と言われます。
子どもたちからすると急な展開です。
数字は計算することができる
計算は答えが出る
など、私たちには当たり前のことも
新一年生の子どもたちは全く新たな環境でほぼ初めましての大人から言われるのです。
家という慣れた環境で計算をすることに少しでも慣れておくことでスムーズに学習に入れると思います。
「ピコトレ」とは?特徴と概要
ピコトレの概要や機能について詳しくみて行きましょう!
子どもに嬉しい機能や大人でも楽しめるプログラムがありました!
商品概要
商品名:ピコトレ暗算ドリル四則計算用
本体価格:3,500円(税込3,850円)
販売社:SONIC
サイズ:7.2cm×13.6cm×2.5cm
材質:ABS
カラー:ホワイト ミントブルー バイオレット
電源:単4乾電池3本使用(別売)
計算ドリル&ゲーム機能
四則計算(たしざん・ひきざん・かけざん・わりざん)
たしざん・・・1桁同士、1桁と2桁、2桁同士
ひきざん・・・1桁同士、1桁と2桁、2桁同士
かけざん・・・段の順を選択できる(順、逆、バラバラ)
わりざん・・・九九を使う、2桁を割る
ミニゲーム3種類
・数字暗記
・規則探し
・合わせて100
その他の機能
◯計算を音と光で自動採点
◯消音モードあり
◯間違えた問題だけリトライできる
◯タイムアタックモードがある
5秒/10秒/制限なしから選択可能
持ち運びやすい形と子ども向けのデザイン
◯ボタンがはっきり見やすい!
◯計算ドリルの選択がボタン1つでできる
◯ストラップ付きなので首からかけて持ち歩くこともできる
教育的なポイント
◯1ドリル20問と取り組みやすい
◯間違えた問題だけやり直すので分からないがそのままにならない
◯何問できたか最後に教えてくれるので20問間違えずにできた時の達成感・喜びがある!
実際に使ってみたレビュー:子どもの視点と親の視点
実際に息子がピコトレを使用しているので子どもの様子と合わせて、良いところ・残念なところを正直にレビューしていきます。
購入を考えている人の参考になればと思います。
子どもの様子
我が家のピコトレの使用タイミングは移動中や待ち時間・机を使えない時間が多いです。
年長になってから就学に向けて紙のワークを取り組んでいます。
朝に習い事の宿題と一緒にワークをやるのが日課になっていますがお出かけや急な通院など思うように時間が取れないこともあります。
そんな時にピコトレを持っていって移動中や病院の待合などでやっています。
現在は足し算のレベル1を繰り返しています。
問題がランダムで出るので飽きることなく楽しんでいます。
使い始めたときの反応は微妙だった…
実は使い始めはあまり興味を持っていませんでした。
計算式 の意味が分からなかったからです。
最初は一緒に画面を見ながらどの数字を足すのかや「+」「=」の記号の意味を教えたりしました。
意味がわかると自分からピコトレを出してくるように…!
ゲームとは違うので次男が欲しがらないというところも長男にとっては良いポイントのようです。
「ゲーム感覚で数字に慣れる」というフレーズもありましたが実際、ちゃんと計算ドリルで「学習」としての役割もしてくれます。
ミニゲームはまだルールが曖昧で大人と一緒に少しだけやってみた状況です。
数の仕組みなどが分かるようになれば楽しめるかと思います。
ピコトレ 買って良かった点
①楽しみながら計算力を育める
そもそも数字に興味があった長男には次のステップとして計算をして欲しいと思っていました。
数字を遊びに取り入れた記事はコチラ
大人が◯×をつけるわけではないので一緒に正解を喜んであげることがしやすいです。
正解不正解にドキドキすることがないので次またやってみよう!という意欲に繋がりやすいのだと思います。
②1人で集中してできる
対 機械ですので落ち着いて計算することができます。
人の目を気にしがちなうちの子にはあっているなと思います。
大人がそばで丸つけする必要がないのも嬉しいポイント!
③時間や場所を選ばない
自分がやりたいなと思った時にサッとできるのがとても良いです。
紙と鉛筆と〜と出すものもなく、どこでもできてさらに電源ひとつでやめることができます。
ちょっとだけの積み重ねが学習では大きな力になることが多いので継続して欲しいなと思います。
④「できた!」の成功体験の積み重ねができる
ピコトレは20問ごとに何問正解だったかを教えてくれます。
「さっきよりも正解が多かった!」
「この問題が解けるようになった」
という成功体験の積み重ねが子どもの自信に繋がっていきます。
ここが残念! 改善してほしい点
子どもが使っている姿を見ていてほとんど満足なのですが強いていうなら2点!
①機械の音は男性で慣れるまでビックリする!
これは本当に個人的な感想なのですが、子どもが知らないおじさんと話しているかと一瞬思っちゃうんです…
子どもはもうその声に慣れたようなので私も早く慣れます。
②暗いところでは使用できない
ほとんど明るいところでの使用なので問題ないのですが、
移動中のトンネルや夕方くらいからは画面が見えないので使用できません。
メリットとデメリットのまとめ
実際に使ってみた感想や他の方のレビューを見て感じたピコトレのメリットとデメリットをまとめました。
メリット
• 数字への興味を引き出せる。
• 持ち運びが簡単で場所を選ばず使える。
• 教育ツールとして手頃な価格帯。
デメリット
• 子どもの発達段階によっては飽きる可能性がある。
• 高度な計算機能を求める場合は物足りないかも。
ちなみに…
「スマホやタブレットの代わりになる!」
というのがあったのですが我が家はなりませんでした。
そもそもスマホ等でゲームをしていないというのもあるのですが計算するというのと動画を見る・ゲームをするというのが代わりにはならなかったです。
計算のみの機能なので何時間も集中するのは難しいというのもあります。
まとめ:ピコトレは我が子にはあっていた!こんな方におすすめ
• 小学校入学を控えた子どもがいる家庭。
• 数字や計算に親しんでほしいと考える親御さん。
• 楽しく学ぶ方法を探している方。
「ピコトレ」は遊び感覚で学べる教育ツールとして、就学前準備に取り入れて良かったと思っています。
• 正解を出すたびに「できた!」という自信がつく。
• 毎日5〜10分の短時間でも継続することで学習意欲が育つ。
子どものタイプや数字への興味にもよると思いますが小学校入学後に「数字や計算が楽しい」と感じられるよう、土台作りをして行きたいと思います。
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