後編は魚焼きグリル、電子レンジを作り、全てのパーツを組み立てていきます。
この記事では
・カラーボックスを使ったままごとキッチンの作り方(後編)
・魚焼きグリルの作り方
・光る電子レンジの作り方
について書いています
魚焼きグリルを作る
IHの下に引き出しタイプの魚焼きグリルを取り付けます。
木材で引き出しを作ったら後は100均の編み等を取り付けるだけです。
魚焼きグリル 材料
・MDF木材 棚板、魚焼きグリル扉、魚焼きグリル底に使用
・SPF木材 タイマーつまみをつける面に使用、余りを魚焼きグリルのストッパーに使用
・金折 4つ
・ねじ
・取手 セリア
・透明下敷き
・タイルシール セリア (無くてもいい)
・キッチントレー薄型 セリア
・トレーにピッタリ入る網 セリア
・つまみ セリアの取手のコーナーにあったものを代用
・タイマー 100均
・塗料 (天板等で使用したもの)
・ボンド(プラスチック用)
魚焼きグリル 作り方
①各サイズに木材を切る。
・魚焼きグリルの扉
・魚焼きグリルの底面
・魚焼きグリルの背板
・棚板
・タイマーをつける面
・余った小さめの木材2つ(10センチ×5センチくらいのもの)
魚焼きグリルの扉、タイマーついてる面、電子レンジの扉(次回)でカラーボックスの反面を覆うような形になるのでしっかり寸法を測って切る。
魚焼きグリルの扉は取手の位置に気をつけながら四角にくり抜いて窓を作る。
底面はカラーボックスの内寸の少し余裕で入るくらいの
横幅×奥行きマイナス背板
の板の厚さで切る。
②魚焼きグリルの扉、タイマーをつける面に色を塗りしっかり乾かす。
魚焼きグリルの扉に取手をつける。
透明下敷きをカットして窓枠に内側から貼る。
タイマーをつける面にネジでつまみを固定する。
タイマーは木に窪みをつけはめ込む。(窪みは工具と彫刻刀で地道に彫りました。)
③タイマー面と棚板をネジで組み合わせる。
魚焼きグリルの扉の高さをきちんと測り、印をつけるなどしてから棚板を取り付ける。
(タイマー面と金折をあらかじめつけておくとスムーズにできます)
④魚焼きグリルをネジで組み立てる。
組み立てたら③の上に入れてみてサイズが大丈夫か確認する。
サイズが良ければ余った木材をカラーボックスの手前側にネジで固定し、飛び出さないようストッパーをつける。
試しに何度か開閉する。
⑤魚焼きグリルの底面にタイルシールを貼り、その上にキッチントレーを乗せる。
(キッチントレーは接着剤で固定し網は取り外せるようにしましたがトレーを固定しなくてもよかったなと思いました。)
⑥各パーツ、傾きがないか開閉はスムーズか確認して完成!
魚焼きグリル 作る時の注意
棚板とタイマーの面が魚焼きグリルの土台、並びに電子レンジとの仕切りになるので傾きがないように注意が必要です。
作るときに水平計を使ってました。
魚焼きグリルの窓は必要がなければそのまま繰り抜かずに作ってください。
魚焼きグリルではなく、フライ返しなどの調理器具のの収納にしてもいいかもしれません。
その際は引き出しの高さを調整してみてください。
電子レンジ作り
人感センサーライトを使った電子レンジを作っていきます。
ことらはIHの時とは違って電子レンジ庫内の天井にマステで人間ライトを貼り付けるだけの簡単な仕掛けです。魚焼きグリルの下に作っていきます。
電子レンジ 材料
・MDF木材 電子レンジ扉に使用
・ねじ
・透明プラスチック板(透明下敷き使用)
・プラスチック用接着剤
・マグネットラッチ
・取手 セリア
・蝶番 2個 セリア
・センサーライト (IKEAで購入しましたがダイソーにも330円で電池式のセンサーライトが売っています。)
・塗料 (キッチンの天板に使用したもの)
・強力両面テープ
電子レンジ 作り方
①MDF木材を切って、窓枠をくり抜く。
カラーボックスの電子レンジの扉に残されたサイズをきちんと測って木材を切る。
取手の位置に気をつけ、窓をくり抜く。
扉は塗料を塗り、しっかりと乾かしておく。
②扉に取手と窓を取り付ける。
取手はネジで固定する。
透明プラスチック板を窓の大きさ一回り大きくカットし内側からプラスチック用接着剤で貼り付ける。
固定してしっかり乾かす。
③電子レンジ庫内の天井にセンサーライトを取り付ける。
センサーライトを強力両面テープで固定する。
(我が家のセンサーライトは蓋が開いてしまうタイプだったため、さらに上からマステを十字に貼りました。)
取り付ける位置は中心より少し手前が反応が良い。
④マグネットラッチを取り付ける。
電子レンジ扉側に金属を、カラーボックス側に磁石を位置を調整しながら取り付ける。
⑤電子レンジの扉とカラーボックスを蝶番で固定する。
歪みなどが無いか確認しながら蝶番で固定する。
完成!
電子レンジ作りの注意
何と言ってもセンサーライトの位置。
反応する位置がものによって違うので扉を開けたら光るよう良い位置をかなり探しました。
手前すぎるとキッチンの前を通っただけで反応して光ってしまうので注意が必要です。
また、下に向かって扉が開くので遊んでいる時に開けっぱなしにしておかないように十分注意してください。
踏むと破損、怪我につながります。
各パーツを組み立てていこう!
長かったままごとキッチン作りもついに組み立てて完成です!
今まで作ったもののサイズや危険箇所はないか確認しながら仕上げていきたいと思います。
カラーボックスとシンク、IHの台を合体させる
使うものはこちら
・平面隅金 L字 4つ
・平面隅金 T字 2つ どちらもダイソー
カラーボックスの上にシンク、IHの台をピッタリ重なるように乗せ金具とネジで固定していきます。
カラーボックスとシンク、IHの台の向きに注意してください。
第2回で作ったIHを本体にはめ込んでいきたいと思います。
我が家は箱の高さが低く実際に入れ込むと沈んでしまいました。
使うものは T字型足 という金具です。これを4つ使います。
IHの箱の高さを測り、天板からその分下がったところに金具を取り付けます。
ネジを打つ前にマステ等で固定し実際に置いてみて調整してください。
キャスターを取り付ける
キッチンを一度横にしキャスターをねじで取り付けます。
直置きする場合キャスターは不要ですが、床が傷つくのでマットを敷くなどして保護して使うことをお勧めします。
最終確認すること
これで全てのパーツが取り付けられました。
安全に使うために以下のことを確認しました。
・グラグラしていないか
・ネジは全てしまっているか
・角が鋭利で怪我につながるようなところはないか
・ドアの開閉がスムーズか
・キャスターのストッパーがちゃんと効いて使用できるか
あとは置く場所と冷蔵庫にしまう食べ物おもちゃの準備です。
息子の遊び方
100均のソフトケースに食べ物を仕分けて冷蔵庫にしまっています。
収納としては結構あるので冷蔵庫下段はコップや皿、フライパンなども入っています。
息子のお気に入りは今回の材料で1番高価な本物の蛇口でした。
ひたすた回して手を洗ったりスポンジで皿を洗ったり、なぜかぬいぐるみを入浴させたり…
時々「お客さん、今日は何が食べたいの?」とお店屋さんが始まることもあります。
まとめ
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
そしてお疲れ様でした。
我が家に遊びに来る友人やSNSのDMからどうやって作ったのかよく聞かれていた
この『ままごとキッチン』。
文字にしてみると すごいな と改めて感じました。
ですが、あくまで素人が作ったものです。
試行錯誤して何日もかけて作ったものなので、作る方は自己責任でお願いします。
子どものためにと工夫がつまったこのキッチンの作り方がどこかの家族の新たな笑顔につながればいいなと思います。
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