防災リュック準備できていますか?
今年、我が家では防災グッズの見直しを行い、長男の防災リュックを用意しました。
防災リュックと一緒に用意したSOSカードの作り方は別記事で!
◯子どもの防災リュックの必要性
◯防災リュックに何入れる?我が家の内容を公開!
◯実際に準備してみて分かったこと
実際に準備した物も写真で解説しています!
子どもの防災リュック 1人ひとつが大切な理由
防災リュックは1人ひとつ用意しましょう!
防災リュックとは災害時に備えて日用品や食料を詰め、何かあったときに持って逃げるものです。
避難所に行った場合、生活に必要な最低限のものさえ届かない可能性もあります。
慣れない環境で他人と物資をシェアしなくてはいけないかもしれません。
自分で用意しておくことで自分の物資を確保でき、さらに準備段階から防災意識を高めておくことができます。
個々の必要に応じた準備を!(子ども、持病のある人、高齢者、ペットなど)
防災リュックはそれぞれの状況によって中身が変わります。
◯子どもであればその年齢に合わせて扱えるものを入れる
◯持病がある人はお薬手帳や薬の予備を入れておく
◯介護用品が必要な高齢者
◯ペットがいればゲージやえさなど
子どもがいるといった場合でも乳児がいるのか幼児なのかで用意しておくものが変わってきます。
私はどのような立場でどのような備えが必要なのか
しっかりと考える事が大切です。
子ども用リュックの選び方
子どもと一口に言っても年齢の幅は広いです。
自分でリュックを背負って走ることができる
というのが子ども用の防災リュックを用意するひとつの目安になると思います。
我が家は息子の体格がしっかりしている、背が高いことから
子ども用のリュックではなく小ぶりの大人用のリュックサックにしました。
体格にあわせてリュックを選びましょう。
リュックのサイズとフィット感
リュックのサイズを選ぶ際に重視したポイント
◯大きくても背中プラス一回りくらいまでのもの
◯メインポケットだけでなく他のポケットも大きめであること
ちなみにしっかりと閉めることができないナップザックは選択肢にはありませんでした。
チャックが端までしっかりとしまるものを選びました。
6歳男児 身長約120cm
肩紐の調整は多少しましたが大人のリュックでも肩紐が落ちることはありません。
リュックの重さと耐久性
◯リュック本体が軽いもの
◯軽くてもマチ(底の部分)がしっかりしていないものはNG
子どもが背負って避難することを考えると今の息子だと5〜7kgくらいが限界かと思われます。
リュックを少しでも軽く!
と言う気持ちはあるのですが防災リュックは強度も欲しい!
特にマチ(底部分)はしっかりしているものを選びました。
目立つデザインや安全性
◯ワンポイントでも目立つ色があるものを
◯なければ反射するキーホルダーなどで工夫を
リュックは圧倒的に黒色が多いです。
黒色は夜になると闇に紛れてしまい見にくいので目立つ色をどこかに入れておきましょう。
反射するキーホルダーや派手な色のバンダナを巻くだけでも違うと思います。
子ども用リュック防水仕様はなかなかない!値段も高い!
リュック探しに困ったことは子ども用リュックに防水仕様があまりなくあっても値段が高いということです。
防災リュックは普段使いではないのでできるだけコストを抑えたい!
我が家は息子の体が大きかったのもあり大人用の(激安)リュックを購入しました。
防水に関しては不安なところもあるのでカバーを購入しました。
子どもの防災リュック 入れるべきアイテム
リュックが準備できたら中身をつめていきましょう。
実際に入れた防災グッズです。
細かく見ていきましょう。
飲料水と非常食
◯飲料水
人間が生きていく上で必要不可欠なものです。
必ず入れるようにしましょう。
500mlペットボトルが飲むときにも扱いやすいです。
1日に必要な本数は500ml3本と言われています。
500mlペットボトルは重たいので体が大きくなるにつれて本数を増やしていく予定です。
\備蓄水なら保存期間が長くて安心/
◯非常食
我が家では備蓄用缶詰のビスコを1缶いれました。
食べ慣れたお菓子であれば安心できると思います。
大人と違って調理する事が難しいのであけるだけで食べることができるものがオススメです。
貴重品とSOSカード
◯小銭
公衆電話や自販機など小銭が必要になることを想定して透明のビニルポーチに入れました。
◯SOSカード
子どものことや家族のことを書いたカードを入れました。
こちらは別記事で詳しく紹介しています。
救急セット
◯バンドエイド
◯虫刺されパッチ
子どもが扱えそうなのが貼るタイプの救急グッズを入れました。
実際に液体系は管理が難しく今回は入れませんでした。
日用品と衣類、タオル
◯歯ブラシ
ケース付きが衛生的です。
◯ポケットティッシュ
◯除菌ウエットティッシュ
◯マスク
◯着替え1組
長袖と半袖、両方入れました。
◯帽子
折り畳みの帽子をリュックのポケットに入れました。
◯タオル
体を拭く意外にも丸めて枕にしたり体にかけることもできるので大きめのフェイスタオルをいれました。
◯携帯ミニトイレ
3つ入りを1袋入れました。
あると安心グッズ
◯ホイッスル
助けを求めるとき、気づいて欲しいときに鳴らすものと知らせました。
◯懐中電灯
サッと使えるようにリュックの持ち手に伸びるストラップでくっつけました。
◯ホッカイロ
◯スモークシャットアウト
◯アルミシート
◯軍手
軍手はすぐ使えるようにポケットへ入れました。
子どもならでは おもちゃ
実際に避難所では時間を持て余した子どもが多かったそうです。
ただ時間が過ぎるのを待つのは大人でもだんだん不安になってくるもの。
いつものおもちゃが少しあればほっとできるかもしれません。
◯折り紙
ジップロックに入れました。
折り紙としてだけでなくお絵描きの紙やいざとなったらメモにもなります。
◯多色ペン
1本でいろんな色があります。
セリアで購入しました。
◯車のおもちゃ
おまけでもらってかぶっていたものを防災リュックに入れました。
避難所では多くの人と場所を共有します。
▶︎音が出ないもの
▶︎座って遊べるもの
がオススメです。
子どもの成長に合わせてトランプなども検討していきたいと思います。
あると便利な100均グッズ
◯紙せっけん
手を綺麗に洗いたい時に便利!
1枚がかなり薄いので実際に取り出して1枚を見せました。
◯折り畳みコップ
キャンプ用品売り場で発見しました。
飲むだけでなくうがいなどにも活用できそう!
◯折りたたみスリッパ
避難所で靴を脱がなきゃいけないけど不安な時にあると便利。
巾着に入ったタイプがたくさんありました。
◯コンパクトレインコート
こんなに小さくなっているなんて驚きでした!
子どもも大人サイズもありました。
実際の避難の時にリュックと共に身につけるもの
避難時に身につけるものは玄関にまとめておきましょう!
普段使用しているものでも、いざという時忘れがちですので意識しておくことが大切です。
季節や天候に応じたアイテムを選ぼう!
◯防寒着(冬)
昼時など温かい時間だと忘れがち!
すぐに帰れるとは思わずとにかく1番温かい上着を着て逃げましょう。
◯靴
長靴は水が入ると重たくなってしまいます。
サンダルやクロックスは脱げやすいので避けましょう。
履き慣れた運動靴がベストです!
◯ヘルメット
子どもたちは自転車のヘルメットを活用しようと思っています。
◯傘
浸水で外れたマンホールがないか確認しながら歩くのに傘が有効と聞いた事があります。
こちらは年齢的にまだ検討中です。
雨災害の場合、レインコートは普段使いのものを玄関から着用していきます。
子どもが使い方が分からない防災グッズがあることが判明!
今回、防災リュックを用意する中で子どもが使い方が分からないものがあることが分かりました。
大人が全て準備していたら気づかなかったと思います。
ひとつずつ、防災グッズを確認して行きました。
分からないものは大きく2種類ありました。
◾️ものの名前と使い方は分かるけど使うタイミングが分からないもの
◾️ものの名前も使い方も分からないもの
物の名前が分かってもいつ使うのか分からない!
実際に息子が分からなかったもの
・ホイッスル
・折り畳みコップ
・折り畳みスリッパ
・ホッカイロ
何となく使い方は分かっていました。
防災グッズを一緒に用意する中で使うタイミングを教えました。
でも、もっと困ったことが物も分からなければ使い方も分からないもの!!
物も分からなければ使い方も分からない防災グッズ!
・スモークシャットアウト
・アルミシート
・紙せっけん
これらは生活の中で使用してこなかったものたち。
というか、私でさえ紙せっけん以外は使用したことありません。
一応、パッケージに説明はあるものの…
防災グッズ、漢字表記が多すぎる!
大人であれば裏面にある説明を読んで使い方を知ることができるのですが、
基本、説明は漢字で書かれています。
イラストで説明してある物もあるので分かるのかな?と思って聞いてみたところ
よく分からん!!
と言われてしまいました。
使い方が分からないものには書いておこう!
緊急時、大人が近くにいて防災グッズの使い方を教えてくれるとは限りません。
今、使い方を聞いたところで覚えているかも怪しいです。
我が家はマスキングテープを貼ってマジックで書いておくことにしました!
◯使う時(タイミング)
◯どうやって使うか
簡潔に書くことがポイントです。
防災リュックの重さ対策と詰め方の工夫
子どもの防災リュックの中身を入れる時、子どもが少しでも軽く感じるように工夫したいですよね。
詰める時の工夫を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
重いものは上に詰めよう!
タオルなどの軽いものが底の方、また体から遠くなるように入れましょう。
水や缶詰など重いものは上の方、体の近くに入れます。
リュックを支える体と重いものの距離が近いと荷物による重力を和らげて軽く感じます。
山登りをする方々には常識らしいのですが…
ぜひ防災にも活用したいですね。
年齢に合わせて定期的な見直しを
子どもの防災リュックは特に定期的な見直しが必要です。
着替えのサイズはもちろん
おもちゃの内容や
年齢が上がって使えるようになったらスマホやバッテリー
携帯ラジオや電池なども検討していきましょう。
家族全員で防災リュックを準備するメリット
我が家の息子たちの年齢を考えると災害時の避難は親と一緒にという場合が多いと思います。
次男は自分でリュックを持って避難は難しいので着替えやオムツなど大人の防災リュックに荷物をまとめています。
かなりの量になりました…。
家族分のリュックがあれば優先順位に合わせて防災グッズを入れることもできます。
たくさんのものがありますのでリスト化して何が入っているかを把握、家族全員が理解して使えるようにすることが大切です。
自宅避難時の備蓄や防災準備について
ここまで一時避難時に持ち出す防災リュックについて書いてきましたが、実は災害時が自宅避難が1番多いそうです。
ライフラインが復旧するまでどう過ごすか、備蓄の強化も必要です。
まとめ:子どもの防災リュックは本当に使えるものを入れよう!
子どもの防災リュックは家族全員が安心して避難するための大切な準備のひとつです。
今回、子どもと一緒に準備したことで本当に使えるものだけを防災リュックに入れることができたことがとても良かったと思います。
年齢や状況に合わせた防災リュックの見直しを定期的に行い防災意識を高めていきましょう!
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