息子と一緒に防災ボトルを作りました。
実際に入ったものや工夫したところなど紹介していきます。
この記事では
・100均のボトルで作った防災ボトル
・子どもが自分で使えるものを入れた防災グッズ
について書いています。
防災ボトルを作ったきっかけ
令和5年に起こった石川能登地震。
我が家も震源地に近くはないもののかなり揺れました。
超ビビリの長男は震災から何ヶ月経っても地震のことを思い出し、不安を口にしています。
怖がることは悪いことではない。
これを機会に一緒に防災について話し100均のボトルで防災ボトルを作ることにしました。
防災ボトル の用意
ダイソーで売っているこちらのボトルに入れることにしました。
・防水できちんと蓋が閉まること
・子どもの力でも開け閉めができることを確認しました。
もう1つ大きいサイズのボトルもありましたがは
5歳の長男では力がうまく入らずに開けにくそうでした。
防災ボトルに入れたもの
①救急セット
・バンドエイド
・滅菌ガーゼ
・滅菌パッド
・アルコール消毒綿
②実用的なもの
・油性マジック
・メモ
・小銭
・単4電池
・ホイッスル
外付けしたもの
・ライト(頭などにつけることができ手があくもの)
実際にいれるとこんな感じです↓
入れたかったが諦めたもの
・携帯トイレ
・非常食
ボトルのサイズが小さく入るものも限られてしまいました。
しかし、実際に子どもが扱えるものが思ったよりも少なく本当に使えるものだけを入れました。
①救急セット
怪我をした時のためにバンドエイド・滅菌ガーゼ・滅菌パッドを入れました。
滅菌パッドはめくって開けるタイプのものなので開け方を一度説明しました。
普段から使用しているバンドエイドは開け方は分かっているのですが、貼り方が難しいなと感じました。
親が貼ってあげることがほとんどだと思います。
自分でも貼れるように練習したいなと思いました。
そこでままごと用に作ったバンドエイドのおもちゃを利用して練習してみました。
作り方はコチラ↓
ままごとではどこに貼ってもいつ剥がしても良いことにしていましたので、
怪我をした時は
大人の人に怪我をみてもらうまでは貼っておこうね
と約束しました。
アルコールの消毒綿は1つ1つの個包装のものを選びました。
ウエットティシュタイプやスプレータイプは大きくて入りませんでした。
②実用的なもの
油性のマジックペンとメモ・小銭・電池・ホイッスルを入れました。
字の読み書きが出来るようになってきたので使えるなと思いました。
以前、何かの記事で恐怖で声が出せなくなってしまった子が文字を書いたことで意思の疎通ができたと読んだので何にでも使えるよう、真っ白のメモ数枚と油性ペンを入れました。
小銭は公衆電話でも使用できるように入れました。
また、自販機で飲み物を購入する際にも活用できます。
電池は外付け用のライトに対応するものを入れました。
ホイッスル
これが今回1番入れたかったものです。
緊急時、大きな声って意外と出ないんですよね。
自分の存在を周囲に知ってもらうために笛を吹くことを伝えました。
災害ではもちろん、緊急的な閉じ込めや防犯面でも活躍してくれそうです。
音がしっかり鳴らせるよう、数回違うもので遊びながら練習しました。
衛生面を考慮してボトルには新品が入っています。
濡れて困るものは防水仕様に!
100均の小さなチャック付きの袋で濡れては困るものは防水しました。
ボトル自体がすでにプラスチック素材のため、水には強いのですが、
中の物を使う時に落としたりバラバラになってしまったりすることも予想されるので
チャック付きの袋に入れました。
袋のチャックを閉めるときは空気を抜いてください。
少しでもかさばらないようにするのがボトルに入れるコツです。
ボトルに入らなかったが常備しているもの
今回、ボトルには入らなかったものの、災害の持ち出しのカバンにはもちろん、
車やお出かけ用のカバンに常備しているものがあります。
携帯トイレとブランケット(防寒できるもの)とホッカイロです。
携帯トイレは100均で購入できます。
季節的に入っていることもありましたが、意識して入れるようになりました。
また、写真右のような小さなハンマーも車の急な閉じ込め等に使えるのではないかと検討中です。
他にも外に出かける時は必ず防犯ブザーを持っていくようにしています。
現在は大人と出かけることしかないので大人が持つようにしていますが、
子どもでも簡単に扱えるものを選んで購入し、必ず一度は音を出してみるようにしています。
終わりに
100均のボトルで防災ボトルを作りました。
今回の防災ボトルはあくまで子どもが自分自身で使えるということに重きを置いたものになります。
防災ボトルの話をする時にどうしても
「もしこうなったら…」と恐怖を煽るような形になってしまい
子どもの様子を見ると説明するこちら側がしんどくなってきてしまうことがありました。
しかし、命を守る・自分を守る行動は自分にしかできないということを改めて感じ、子どもにも伝えるようにしました。
災害だけでなく防犯、事故などにも活用できることを意識づける良い機会となりました。
また多くの防災グッズや救急グッズがありますが、実際に子どもが1人で使えるのか試したところ、
大人が当たり前に使うものも子どもには難しい事がたくさんあるんだなぁと実感。
これから息子たちが大きくなるにつれて中身も変化させていきたいと思います。
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