かぎ針編みの長編み、中長編み、長々編みの編み方を写真付きで解説します。
この記事では
・3種類の長編みの編み方
・3種類の長編みの違い
について書いています。
かぎ針編み 3種類の長編み
長編みの主な編み方は
長編み、中長編み、長々編みの3種類です。
編み目の長さは写真で見ると分かりやすく
中長編み→長編み→長々編みの順で長くなります。
時々変則的な長編みもありますがこの3つが編めると、作品の幅がグッと広がります。
かぎ針編み 長編み
長編みはかぎ針編みの中でも基本の編み方です。
図の表記はこちら↓
長編みの手順
①長編みは編みはじめ、立ち上がり鎖3目を編みます。
②かぎ針に糸を1回巻きつけて目の頭に針を入れ、通した先でまた糸を拾って目の頭を通します。(ここからは数目編んだ状態での写真となります)
針に糸が3本かかります。
③針に糸をかけ、今かかっている3本のうち、2本ずつ引き抜きます。
2本、引き抜くと針に2本糸がかかっている状態になります。
④これをさらに新しい糸で引き抜きます。
これで長編みが1目、編めました。
かぎ針編み 中長編み
中長編みの図の表記はこちら↓
中長編みの手順
①こちらも段が変わる場合、立ち上がり鎖3目からはじめます。
②かぎ針に糸を1回巻きつけて目の頭に通す。
糸をかけたら目の頭で引き抜きます。
針に糸が3本かかります。
③再び、針に糸をかけ、3本一気に引き抜きます。
これで中長編みが1目、編めました。
かぎ針編み 長々編み
長々編みは高さがでる編み方です。
図の表記はこちら↓
長々編みの手順
①こちらも段のはじめから編む場合、立ち上がり鎖3目ではじめます。
②かぎ針に糸を2回巻きつけて、目の頭にいれます。
③針に糸をかけて引き抜きます。
針に糸が4本かかっています。
④ここから2本ずつ引き抜いていきます。
新しく糸をかけて2本引き抜きます。
再び、針に糸をかけて2本引き抜きます。
2本になりました。
最後にもう1回、新しく糸をかけ2本引き抜きます。
これで長々編みが1目編めました。
終わりに
長編み、中長編み、長々編みの編み方を解説しました。
糸をたくさん使う編み方のため、編み目がキツくなりがちですが
毛糸にゆとりを持って編んだ方が編み目が綺麗に揃い、次の段も編みやすくなります。
また、この3種類の長さの違いを利用して模様編みにしたり、
モチーフを編んだりすることも可能です。
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