
今年も子どもたちに かぎ針ニット帽 を編みました♪
かぎ針編みなのに「えっ、棒針編み?」と驚かれるほどきれいな見た目で、さらに暖かくて伸びる子ども用ニット帽の作り方を紹介します。
100均の毛糸で作れるので、手軽に挑戦できます。
◯ かぎ針でも棒針編みのような見た目になる理由と仕組み
◯ 100均毛糸で作れる「引き抜き編みの畝編み」を使ったニット帽の編み方
◯ 子どもの頭にぴったり合わせるサイズ調整のポイント
編みあがりがとてもきれいなニット帽に仕上がりました。
棒針編みに見える かぎ針ニット帽 って?

100均の毛糸で子ども用のニット帽を編んだところ、母から「これ棒針で編んだの?」と聞かれました。
実は、棒針編みではなく かぎ針編みだけで作った帽子 です。
この帽子の秘密は、
〇引き抜き編み(ひきぬきあみ) と
〇畝編み(うねあみ)という編み方にあります。
どちらも編み目がぎゅっと詰まって、風を通しにくく、棒針編みのように見える効果があります。
かぎ針編みが初めての方でもゆっくり進めれば作れますので、ぜひ挑戦してみてください。
完成したニット帽の特徴

今年のかぎ針ニット帽は何と言っても目が細かく詰まっているところがポイントです!
まるで棒針編みしたかのような仕上がりが気に入っています。
棒針編みのように見える理由
完成した帽子は、棒針編みで作る「1目ゴム編み」や「メリヤス編み」のような見た目です。
これは以下のかぎ針の編み方を使っているためです。
- 引き抜き編み
糸をすくってそのまま引き抜く編み方。
目が詰まるので密な編地になる。 - 畝編み(うねあみ)
編み目の手前側または奥側だけに針を入れて編む方法。
表面に「線のような模様=畝(うね)」が出て、立体感が生まれる。
この2つを組み合わせると、かぎ針なのに棒針のような滑らかさと弾力が出る のが大きなポイントです。
伸びやすくて脱げにくい
子どもが動いても脱げにくい理由は、編み方の特性にあります。
- 細編みの畝編み
→ 下の折り返し部分がしっかり伸びてフィットする - 引き抜き編みの畝編み
→ 伸びるのに戻る力も強い
そのため、走ったり転んだりしてもずれにくい帽子に仕上がりました。
完成サイズ(目安 子ども用)

- 横 25cm
- 縦 30cm
- 折り返した時の高さ 20cm
こちらは3歳の次男用に編みました。
子ども用サイズですが、大人用にアレンジする際も同じ作り方で目数だけ調整すればOKです。
かぎ針ニット帽 材料と道具|すべて100均でそろう
今回使った材料はこちらです。
- 毛糸 頭部分:1玉半 折り返し部分:1玉少し

毛糸は、「色が複雑なもの」と「単色」を合わせると、自然なグラデーションが出てとても可愛い帽子になります。
- かぎ針 6号(6号は太めで編みやすいため、初心者にもおすすめです)
【初心者OK】棒針風に見える かぎ針ニット帽 の編み方
ここでは、編む工程を説明していきます。
編み方の詳細のページにもとべるようにしておきますので、初心者さんは参考になさってください。
今回は段数等の変動がないため編み図はありません。
① 鎖編みで土台を作る(折り返し15目+頭部分35目)

まず、鎖編み(くさりあみ)で目数を作ります。
- 折り返し部分:15目(細編み用)
- 頭部分:35目(引き抜き編み用)
鎖編みの途中で毛糸の色を切り替えると、自然に折り返し部分と頭部分の色が変わります。
ここが帽子の高さを決める大切な部分となります。
鎖編みについて知りたい人はこちらの記事へ
② 立ち上がり鎖1目を作り、1段目を編む
次に、立ち上がり鎖を1つ編んで1段目を進めます。

- 頭部分:引き抜き編み
- 折り返し部分:細編み
最後の目は 引き抜き編み にして段の終わりを整えます。
引き抜き編みは編み地が固くなりやすいので、できるだけ「ゆるめに」編むとちょうどよくなります。
細編み・引き抜き編みについてはこちらの記事をどうぞ
③ 畝編みで44段編む
いよいよ帽子のメイン部分です。

- 折り返し部分:細編みの畝編み
- 頭部分:引き抜き編みの畝編み
畝編みは、前段の「奥側の半目だけ」に針を入れる編み方です。
こうすることで、表面に線ができ、棒針編みのような立体感が出ます。
44段編むと、子ども用としてちょうどいい大きさになります。

畝編みの基本について知りたい人はこちらの記事へ
④ サイドを閉じて輪にする
中表(裏返しの状態)にして端と端を合わせます。

内側と外側の目を拾いながら 引き抜き編み でつなげていきます。
最後までつなげたら糸を引き抜き、ほどけないように処理します。
これで帽子の筒が完成します。
⑤ 頭頂部を縫って絞る
表に返し、頭頂部を大きく縫ってすぼめます。

並縫い(なみぬい)という、布を縫う時のように針を進めていく方法です。
丈夫にするために2〜3回通すとしっかり絞れます。

きれいに絞れたら糸処理をして完成です。
編む時の注意点|失敗しないためのポイント
兄弟用に2つ、子の帽子を編んで分かった失敗ポイントや手順のコツについて紹介していきます。
今回は色替えも編み方の変更もすべて続きでやっています。
編み目は数えやすかったのですが、それぞれの編み目の高さの違いに苦戦しました。
細編みはキツめ・引き抜き編みは緩め
引き抜き編みは高さが出にくいため、細編みと同じ力加減で編むと段差ができます。
- 細編みはキツめ
- 引き抜き編みは緩め
を意識すると、見た目がそろいます。

※多少高さが違っても最終的には気になりません。
子どもの頭囲に合わせる時は「折り返し部分」で調整する
平置きすると頭部分が細く見えることがありますが、実際にかぶると伸びてピッタリとフィットします。


サイズ調整は折り返し部分(細編みの所)の長さを基準にすると失敗しません。
かぎ針ニット帽 |子どもに使ってもらって感じたこと
実際に子どもにかぶせてみて感じた使用感です。
見た目は暖かそうですが、重くないかや寒くないかを子どもたちにも聞いてみました。
結果は
〇 重くない!
〇 寒くない!
△ ちょっと暑い
でした!
かぎ針編みの弱点「目の隙間」を解消できた
かぎ針編みは目と目の間に隙間ができやすいですが、今回の帽子は
- 細編みの畝編み
- 引き抜き編みの畝編み
この2つを使ったことで、隙間がほとんどなくなりました。
風を通しにくく、とても暖かいです。
伸びるのに戻る力が強いので脱げにくい
畝編みは伸縮性があります。
伸びて頭の形にフィットし、動いても戻る力があるため脱げにくいです。
これは子ども用帽子で大きなメリットでした。
特に小さいうちは帽子があることが気になり脱いでしまうことも多くありました。
フィット感があるのでつけていることを忘れて?気にせず遊んでいます。
色の組み合わせで表情が変わる
今回使ったのは「複雑な色」と「単色」の組み合わせ。
これだけで市販の帽子のようなグラデーションが出ます。
毛糸の種類を変えるだけで雰囲気が変わるので、アレンジのしがいがあります。
まとめ|初心者でも棒針編み風の帽子は作れる
かぎ針編みだけで、棒針編みのような滑らかで密なニット帽が作れることが分かっていただけたと思います。
今回のポイントは以下の3つです。
- 引き抜き編みの畝編みを使う
- 細編みと組み合わせて厚みと伸縮性を出す
- 子どもの頭囲は折り返し部分で調整する
100均毛糸でも十分きれいに編めますので、ぜひ挑戦してみてください。
暖か&フィット感が大満足のニット帽になりました。






コメント