「沖縄に行きたいなぁ」
――ママになってからそう思ったことはありませんか?
独身のころは気軽に行けていた沖縄旅行。
キラキラの海と南国の空気を求めて、ふらっと飛行機に乗った経験のある人も多いのではないでしょうか。
けれど、子どもが生まれると旅行先はテーマパークや近場ばかり。
「沖縄なんて遠いし大変そう…」とあきらめていませんか?
私自身、まさにそうでした。
ですが思い切って長男が4歳、次男が1歳のときに沖縄へ!
不安もありましたが、結果は「子連れでも沖縄は十分楽しめる!」と実感。
その体験や、調べて分かったこと、旅行会社の方から教えてもらった知識をまとめて子連れ沖縄旅行を検討しているママにお届けします。
子連れでも沖縄をおすすめする理由

沖縄に行く一番の理由は何ですか?
私が沖縄を選ぶ理由は「非日常を味わえること」
日常では出会えない自然や文化に触れることで、親も子どももリフレッシュできます。
- 青く透き通った海と自然に触れられる
- 独自の文化や伝統を体験できる
- 家族みんなで「特別な思い出」を作れる
沖縄でしかできない体験は、子どもにとっても忘れられない宝物になります。
非日常を味わえるリフレッシュ体験
沖縄は本州とはまるで違う文化と自然があふれる場所。

青い海と青い空、赤瓦屋根の街並み、独特の食文化。
子どもがいても、むしろ子どもがいるからこそ その特別な環境が良い刺激になると感じました。
沖縄でしかできない子ども体験
自然遊びから伝統工芸まで、沖縄ならではの体験が豊富です。
海に入れない小さい子でも砂遊びや水遊びだけで大満足。

少し大きくなればシーサーの絵付けや南国フルーツを食べる体験も。
学びと遊びを同時に楽しめるのが沖縄の魅力です。
子連れ沖縄旅行はいつ行くのがベスト?
- 海水浴シーズンは 4~10月
- ハイシーズンは 7~9月(旅行代金&紫外線が高め)
- 梅雨明けは 6~7月、台風は 10月 に多い
沖縄の海水浴シーズンは4〜10月。
メインは夏休みの7〜9月ですが、この時期は飛行機代もホテル代も高騰し、紫外線も強烈。
私のおすすめは「10月」。
実際に何度か訪れていますが、真夏ほどの強い日差しはなく、観光客もピークを過ぎて比較的過ごしやすいです。
ただし台風シーズンにあたるので、スケジュールが崩れる可能性も頭に入れておきましょう。
「子どもと本格的に海遊びをしたい!」というならやっぱり夏がベスト。
アクティビティも充実しているので、早めに予約しておくと安心です。
小さな子ども連れの場合は、真夏の暑さや車内の高温に注意が必要です。
- 思いきり海遊び → 夏休みのハイシーズン
- のんびり観光や文化体験 → 春・秋
旅行スタイルや子どもの年齢に合わせて選びましょう。
年齢別のおすすめスケジュール

沖縄に行く時期も大切ですが、子どもの年齢によって旅行の楽しめる内容が変わってきます。
ここではざっくりとした年齢別におすすめのスケジュールを紹介します。
2歳くらいまで:余裕を持って2泊3日
環境の変化に敏感で疲れやすい年齢。
無理のないスケジュールが安心です。
ホテル内や周辺に遊べる場所があるかを事前に調べておくと、体調を崩してもすぐ休めます。
さらに宿泊先ははだしでもOKな室内で靴を脱ぐスタイルがおすすめです。
就学前(保育園・幼稚園くらい):ゆったり3泊4日
海遊びは午前中に楽しみ、午後はホテルでお昼寝や休憩。
体力的にもまだ不安定なのでスケジュールも余裕も持っておきましょう。
観光スポットはトイレが整っているテーマパーク系を選ぶと安心です。
小学生:体を使った体験を中心に
体力も体も安定してくるので興味のあることをやって楽しみましょう!
クラフト体験やシュノーケルなど「やってみたい!」を大切に。
親子で一緒に参加できるのもこの時期ならではの楽しみです。
1日2か所程度の観光スポットを回ることも可能です。
ただし移動時間が長くなりすぎると疲れるので、エリアを絞って計画すると快適です。
低学年と高学年でも全然違うので子どもにあわせたスケジュールを。
中学生以上:本格的なアクティビティに挑戦
ダイビングや洞窟探検など大人と同じメニューに参加できます。
歴史や文化に興味を持ち始める年齢でもあるので、遺跡や資料館もおすすめです。
アクティビティや島巡りも楽しめるようになります。
シュノーケリングやマリンスポーツなど、チャレンジ系の体験を組み込むと旅行の思い出が深まります。
島に渡る場合のスケジュール
沖縄には本島だけでなく石垣島や西表島、慶良間諸島など様々な島が楽しめます。
フェリーや飛行機での移動が必要になるので、島によっては1日をまるごと移動日として確保するのが安心です。
移動の疲れを考えて、到着日は軽めのプランにしましょう。
飛行機と移動の注意点

沖縄には飛行機で行く人がほとんどかと思います。
スケジュールを立てるのにも飛行機の時間は重要になってきます。
ここでは飛行機と沖縄内の移動について紹介していきます。
飛行機の時間を確認しよう!
午前便だと早起きが大変、午後便だと現地での時間が短い…と迷うことも。
空港まで車で行くのか公共交通機関を使うのかでも乗れる便が変わってきます。
子どもの生活リズムを優先し、無理のないフライトを選ぶのがポイントです。
赤ちゃんのミルクの時間、寝る時間も考えて飛行機に乗りましょう。
子どもが飛行機に乗るときにうまくできないのが「耳抜き」です。
赤ちゃんはミルクを飲むことで安心するだけでなく耳抜きの効果も期待できます。
おなか一杯になって飛行機で寝てくれるとお母さんも安心です♪
搭乗は余裕をもって
子連れだと空港で思いがけず時間がかかります。
食う鯉宇野駐車場探しから搭乗手続き、手荷物検査、トイレなど。
広い空港内では移動も時間がかかるのでゆとりをもって行動しましょう。
私はいつも出発の2時間前には到着するようにしています。
料金と時間のバランス
飛行機は乗る時間で料金が変わります。
沖縄に午前到着や夕方出発は料金が高め。
安い時間は観光時間が取れなく1日潰れてしまうことが多いです。
料金を調整することはできますが、やりたいことができない!とならないように気を付けましょう。
さらに那覇空港からレンタカー営業所までバス移動があり、待ち時間もかかるので注意が必要です。
午前中に着く場合はバスに乗るのにも行列です。
随時出ているので、焦らず予約したレンタカー会社を間違えないように乗りましょう。
車移動はこまめに休憩
沖縄本島は縦に長く、渋滞も多いです。
道の駅やコンビニは休憩スポットとして活用しつつ、沖縄ならではのおやつを楽しむのも旅の醍醐味。
特に子どもは飽きてしまうので景色を楽しんだり車内で音楽を楽しんだりと対策を多めに考えていきましょう。
子連れ沖縄旅行に優しいホテルの選び方

旅の拠点となるホテル。
子連れでは「寝るだけの場所」ととらえないほうが良いです。
安心・安全に過ごせるお気に入りのホテルを見つけましょう!
ホテルを選ぶときのポイントを旅行会社の方のアドバイスとともに紹介します。
裸足で過ごせるかどうか
海外の観光客も多い沖縄。
実は部屋は土足のホテルが多いんです。
ですが、小さい子には土足と裸足の使いわけは難しい…
スリッパで部屋を上手に歩けない子もいます。
さらに赤ちゃんはゴロゴロするので靴を脱げる部屋、または和室のある部屋を選ぶと快適です。
プライベートビーチやプールの有無
ホテルに付いているプライベートビーチやプールは子ども連れの強い味方です。
移動が少なく着替えもラク。
タオルや浮き輪を貸し出してくれるホテルもあります。
プールはホテルの敷地内にあることが多いですがプライベートビーチは徒歩10分くらいのところのことも多いです。
車道をはさむこともあるので子どもだけで行かせないようにしましょう。
プライベートビーチに本格的な海上アスレチックがあるホテルもあるので要チェックです!
当日予約OK な海のアクティビティもあります。
雨の日対応できるアクティビティ
ホテル独自のアクティビティの中でも私が注目しているのが室内のアクティビティです!
シーサー絵付けやクラフト体験など、ホテル内で楽しめるプログラムがあると急な雨や台風時に助かります。
体験できる年齢が決まっていることもあるので確認を忘れずに!
食事サービスの柔軟さ
旅行の楽しみの中に現地の食事というのがあります。
アレルギー対応、離乳食の有無、夕食の予約可否を必ず確認しています。
私が泊まったホテルでは、離乳食を食材や刻み具合まで細かく対応してくれてとてもありがたかったです。
ビュッフェ形式や子ども向けメニューがあると便利。
小さな子は食べ慣れたものを好むので、和食や洋食が揃っているかを確認しましょう。
予約時に離乳食・子どものイス希望などを伝えておくとスムーズです。
レンタルサービスもチェックしよう!
ベビーベッドやベビーカーのレンタルがあるホテルなら荷物を減らせます。
私が借りたことがあるものはこちら↓
ベビーベッド・ミルク用お湯沸かしケトル・哺乳瓶の保温機・ベビーバスチェア・オセロ・ジェンガ・子ども用の枕・洗面器・クーラーボックス・夜の散歩用の電気の虫よけと懐中電灯・日傘・海用のバスタオル・砂遊びのおもちゃ・浮き輪・ビーチ用ベンチ
施設の公式サイトで事前に確認すると安心です。
旅行会社から予約することで借りれるものもあるので、借りれるものがあるか確認してみましょう。
あると嬉しい設備
他にも宿泊先を選ぶときにポイントとして考えているのがこちら。
- 駐車場が敷地内&無料
- 徒歩圏内にスーパーやコンビニがある
- 洗濯機付きやコインランドリー併設だと連泊でも快適。
ちょっとした設備の差が子連れ旅行の満足度を左右します。
子連れ沖縄 予想しておきたいアクシデント対策

子連れに限らず、旅行にアクシデントはつきものです。
大人だけならササっと動けることも子どもはそうはいきません。
旅行前に起こりそうなことを予想してちょっと下調べしておきましょう。
- 悪天候:雨の日プランを用意しておく。
水族館や屋内施設をリストアップしておくと安心。
プランを変更してもすぐに楽しめます。 - 長時間の車内:動画や音楽、現地のおやつで気分転換。
Wi-Fiを使わずに見ることができるようにしておくと◎
充電器を忘れずに! - 食物アレルギー:地域特有の食材は事前に成分確認をしましょう。
沖縄料理は独特の食材を使うこともあるので、アレルギーがある場合は事前にチェック。
外食時はスタッフに確認すると安心です。 - 体調不良:夜間・休日診療の番号を控えておく、ホテルに相談する。
旅先では環境の変化で体調を崩しやすいもの。
小児科の場所を調べておいたり、常備薬を持っていくと安心です。
旅行費用と予約スタイル

沖縄旅行は時期や予約方法で費用が変わります。
少しでも安く行きたい!と思う人も多いはず。
どこで予約するか、何を予約するかも今は選択することができます。
旅行会社で予約する場合
パックツアーは割安になることも多く、初心者には安心。
時期や時間の選択肢は狭くなります。
航空券・ホテル・レンタカーがセットになっている場合もあり、手間が省けます。
旅行会社はパックだけでなく希望の日時でホテルと航空券の予約ができます。
手厚いサポートと独自サービスが魅力。
現地で使えるクーポンやラウンジ利用もついてくることがあります。
また、対面で相談ができるのですが、赤ちゃん用グッズの確認をすぐにホテルにしてもらえたのは大助かりでした。
最近はWEB予約、相談もできるので忙しいママさんにもおすすめです。
自分で予約サイトを利用する場合
自由度が高く、安く済む場合も。
ただしスケジュール管理や各種手配は自己責任なので、計画的に進めましょう。
コスパ重視なら予約サイト。
楽天などでポイントを貯められるのも嬉しいですよね。
バラバラで予約すると管理が大変!
セットで予約できるのが◎

ただし予約内容は必ず印刷やスクショで手元に残しておきましょう。
アクティビティも予約しておこう!
人気の体験は満席になることも。
事前にネットで予約しておくと安心です。
天気や急な体調変化が心配…
天候によっては代替案をくれるお店もあるので「詳細」はしっかり確認しましょう!
まずはどんなアクティビティがあるかチェック!

子連れ沖縄の持ち物と工夫
子連れ旅行はどうしても荷物が多くなりがち。
現地やサービスを活用して身軽に動きましょう。
- 地元のショッピングモール・スーパーを利用する
オムツやおやつ、日用品は現地調達でOK。
大きな荷物を持ち込む必要はありません。 - ホテルや施設でレンタルする
ベビーカーや浮き輪など、大型のアイテムは現地レンタルが便利です。 - お土産は宅配サービスを利用
大きな荷物を持って帰る必要がなく、帰りの移動もラクになります。 - 便利グッズを活用
使い捨てスタイや圧縮袋など、ちょっとしたアイテムで荷物がスッキリします。
まとめ|子連れ沖縄は工夫次第で最高の思い出に!
子連れ旅行は確かに不安や荷物が増えるもの。でも、事前に予想して工夫しておけば沖縄の旅はとても楽しいものになります。
- 子どもの年齢に合わせたスケジュール
- 急な天候や体調変化に備える準備
- 荷物は現地調達やレンタルで身軽に
これさえ意識すれば、ママも子どもも笑顔で過ごせる沖縄旅行に。
美しい海と独特の文化を家族みんなで味わい、最高の思い出を作ってくださいね!

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