子どもが夢中になって遊ぶ手作りおもちゃって、親としてもうれしいですよね。

今回は、100均で手に入る立方体を使って「くるくるキューブパズル」を作ってみました。
このパズルは手でひらひらと面をめくるたびに新しい絵が現れるちょっと不思議な仕組みのおもちゃです。
ハロウィンが近いので、今回は絵柄をハロウィン仕様にしてみました。
子どもたちは不思議な仕掛けにわくわくしながら遊んでくれています。
〇くるくるキューブパズルの仕組み
〇作り方の手順(写真付き解説)
〇アレンジアイデア
親子での工作や、手指を動かす知育おもちゃとしてもぴったりなのでぜひ参考にしてみてください。
くるくるキューブパズルってどんなもの?

「くるくるキューブパズル」とは、立方体を組み合わせて作る折りたたみ式のパズルです。
普通のブロックと違い、パタパタと開いたり閉じたりすることで、違う面の絵柄が現れます。
一度作ると、くるくるとずっと遊べるので「不思議なパズル」と呼ばれることもあります。
開く順番によっては絵が揃わなかったり、逆に新しい絵が出てきたりするので、子どもにとってはワクワクする体験になります。
知育おもちゃとしても人気があり、手先の器用さを育てたり、集中力を養ったりする効果が期待できます。
くるくるキューブパズル 材料と準備
今回使った材料はすべて100均で揃えられるものです。
- 3cm角の立方体ブロック(木製または発泡スチロールでもOK)
- ビニルテープ(透明や白が使いやすい)
- シール印刷用紙(普通紙に貼るのも可)
- ハサミ、カッター
- 定規

絵柄を準備しよう!
- 手描きでオリジナルイラストを描く
- Canvaなどのデザインアプリで作る
どちらでもOKです。
今回はCanvaでハロウィンのイラストを作りました。
私が作った画像素材を置いておくので個人の範囲で活用してもらってもOKです。
A4サイズでの印刷です。
3㎝角の立方体に対応しています。
くるくるキューブパズル 仕組みを知ろう
このパズルはパタパタと面を変えていく構造になっています。
立方体を8個つなぎ合わせて作るのですが、つなぎ方に特徴があります。
- 立方体同士をビニルテープで「ちょうつがい」のようにつなぐ
- テープを貼る位置によって、開けたり閉じたりできる方向が決まる
これによって、くるくると面が変化し、4面の絵や8面の絵が順番に現れる仕組みになっています。
つまり「ただの立方体の集まり」ではなく、「テープの貼り方」が不思議な動きの秘密なのです。
くるくるキューブパズル 作り方
ここからは写真付きで作り方の手順を説明します。
ポイントは「テープの貼り方」です!
1. 立方体を並べる

まず、立方体8個を机の上に並べます。
横に4個、縦に2段重ねるイメージで配置してください。
2. ビニルテープで固定する
立方体を並べたら、ビニルテープで固定していきます。
最初は2個を横方向につなぐ。

さらに横につなげる。
この時、テープの貼る位置が違うので注意!

上下をそのままひっくり返して両端を貼り合わせる。

外れないようにテープは反対側からも貼っておきましょう。
写真右側は裏側も貼ってあることが分かると思います。
開閉できるか手で確認しながら進める
このとき、テープを強く引っ張りすぎると開きにくくなるので注意です。
3. 絵柄を印刷する。

今回はCanvaで作った絵柄を100均のシール用紙に印刷しました。
絵柄は8面分必要になるので、少し多めに準備しておくと安心です。
模様ができないところもあることを予想して柄のない、色のみのパーツも印刷しました。
4. 絵柄を貼る

パズルを開きながら、1面ずつ絵柄を貼っていきます。
ここが少し難しいポイントです。
- 4面で1枚の絵になる部分
- 8面で1枚の大きな絵になる部分
があります。
どの面にどの絵を貼るかを考えながら進めましょう。
途中で絵が揃わなくても、別の方向に開けば正しく現れるので大丈夫です。
すべての面に絵柄が貼れたら完成です!
作るときの注意点
実際に作ってみて気づいた注意点をまとめます。
テープの貼り方は慎重に!
テープが緩いとバラけてしまい、きつすぎると動かなくなります。
セロテープなど手で切れてしまうものは避け、強いビニルテープを採用しました。
絵柄の向きに注意
貼っている間に上下逆さまになりやすいので、仮置きしてから貼ると失敗が減ります。
印刷用紙はシールタイプがおすすめ
普通紙だとのりの部分が滲んでしまったり、剥がれてきてしまうことがあります。
100均でも販売されている、家庭用プリンタ用のシール用紙が便利です。
強度を意識する
子どもが遊ぶと何度も開閉するので、補強として透明テープで上から貼ると長持ちします。
補強が厚すぎるとパズルの開閉がスムーズにいかなくなることもあるので注意!
くるくるキューブパズル アレンジアイデア
基本の作り方が分かったらアレンジも楽しめます。
- 季節のイベント仕様
ハロウィン、クリスマス、お正月などの絵柄にすると、飾りとしても楽しめます。
遊びの中に季節を感じるものがあるのって良いですよね♪ - 写真を使う
子どもの写真や家族の写真を貼ると、オリジナルフォトパズルになります。
おじいちゃんおばあちゃんへのギフトとしても喜ばれそうです。 - ストーリー仕立てにする
開く順番に沿って物語が進むように絵を配置すると、絵本のようなパズルになります。
あまり面はないので分かりやすいストーリーがおすすめです。
くるくるキューブパズル 実際に遊んでみた我が家の様子

このくるくるキューブパズルにはまったのは3歳の次男でした!
とにかく絵が次々と出てくるのが面白いらしく、ひたすら開く!開く!
時折、「かぼちゃの絵に戻したい…」と悩みながらも自分で指をせっせと動かして遊んでいました。

長男は「これ、変身ポケモンのメタモンで作ったら面白いんじゃない?」とすでに次のバージョンのイメージができていました。
たしかに面白そう…
ハロウィンが終わったら作り変えようかな。
100均の立方体 手作りおもちゃに向いてます!他のおもちゃも作れます。
100均の立方体は扱いやすく、子どもの手のサイズにもちょうどいいので手作りおもちゃに向いています。
他にもおもちゃを作っていますので良ければ覗いてみてください。


まとめ くるくるキューブパズルはポイントをおさえて子どもに楽しんでもらおう!
100均の立方体で作れる「くるくるキューブパズル」は、材料も手軽で子どもと一緒に楽しめる知育おもちゃです。
- 不思議なくるくる動く仕組み
- ビニルテープとシール用紙で簡単に作れる
- 絵柄を工夫すれば何度でも楽しめる
親子での工作時間にぴったりです。
ぜひハロウィンやクリスマスなど、イベントに合わせてオリジナルのパズルを作ってみてください。
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