小学校で使うピアニカケース。
市販品も便利だけれど、
- 洗濯できる素材がいい
- 軽くて畳める方が助かる
- ショルダーベルトもつけられたら…
そんな希望を叶えたくて、キルティングなしで布製のピアニカケースを手作りしました。
型紙なし・直線裁断だけで、ミシン初心者さんにもやさしい作り方です。
実際に使っている小学生の子どもからも「机の横にかけやすい!」と好評だったバッグの作り方を、写真と一緒に紹介します。
この記事で分かること
- 型紙なし・直線裁断で作れるピアニカケースの作り方
- 洗濯OK&たたんで収納できる工夫
- Dカン付きでショルダー対応にアレンジする方法
キルトなしでもしっかり!軽くて畳める 手作りピアニカケース

今回作ったケースは、表地も裏地も普通の布を使用。
キルティング生地は使っていません。
でも、裏地付きで仕上がりはしっかり。
しかも洗濯しやすくて、乾きやすい。
使わないときは畳んでランドセルや手提げ袋にしまえるのもポイントです。
持ち手はカバンテープで作成。
耐久性があり、ミシンで縫いやすい素材です。
使用したピアニカと完成サイズ

- 使用ピアニカ:YAMAHA(ヤマハ)P-32E
- 完成サイズ:約 横46cm × 縦18cm × マチ6cm
ランドセルと一緒に持ち運ぶことを考えた、少しスリムなサイズ感。
重さが出すぎないようにも配慮しています。
材料と布の裁断について
型紙はいりません!
必要な布は3枚だけ(表地・裏地・フタ用)で、すべて直線裁断。
サイズの詳細はこんな感じです。

「型紙を印刷して貼るのが面倒…」という方にもぴったりです。
ショルダー対応できる!Dカン付きアレンジ
両サイドにDカンを縫い付ければ、市販のショルダーベルトを取り付けられるように。
- 雨の日の登下校
- 荷物が多い日
- 両手を空けたい場面
そんなときに便利です。
100均にはベルトの長さも調整できるものもあるので、子どもの成長にも対応できます。
手作りピアニカケース 作り方の手順
縫い代の記載がない場合は全て1㎝です。
全てに返し縫をしています。
① フタを作る

- フタ用布にマジックテープを縫い付ける


- 半分に折り、角を落として縫い、表に返してアイロンをかけておく

② 本体を縫う
- 裏地:半分に折り、返し口(約10cm)を残してサイドを縫う

- 表地:半分に折り、両サイドを縫う

③ マチを作る


- 底の角を3cm角に切り落とし、つぶして縫う。
強度が心配だったためここでジグザグミシンをかけました。
④ 表地にフタ・持ち手・Dカンをつける

- フタ、カバンテープの持ち手、Dカン付きテープを仮縫いする。
持ち手は中心から5.5cmずつのところで固定しました。 - ふたが縫えたら位置を確認して本体にマジックテープの反対面をとりつけておきます。
だいたい上から5~7㎝位のところでになると思います。
⑤ 表地と裏地を重ねる

- 中表で重ねて入れ口を一周縫う

- 返し口から表に返す
⑥ 仕上げ

- アイロンで形を整えて、入れ口にステッチ
- 返し口を閉じたら完成!
まとめ 手作りピアニカケースは実用性◎がいい!
ピアニカのケースは市販のものも便利ですが、「作ってよかった!」と思えるポイントがたくさんありました。
- 洗いやすい
- コンパクトにたためる
- 成長に合わせたショルダー対応もOK
「手持ちの布で気軽に作ってみたい」「実用性のあるケースが欲しい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
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