冬のおしゃれアイテム「ニットバケットハット」。
市販のものは高価だったり、サイズが合わなかったりすることもありますが、手作りなら自分好みにカスタマイズ可能です。
今回は、100均の毛糸を使って簡単に作れる大人用ニットバケットハットの作り方をご紹介!
初心者でも取り組みやすい編み表も用意していますので、ぜひ参考にしてください。
◯大人用ニットバケットハットの編み方
◯100均の毛糸で実際に編んでみた感想と使い心地
◯ニットバケットハットの編み表を公開!
ニットバケットハット 編んでみた

サイズ:横最長38cm 高さ25cm
寒い冬、外を歩くときにニット帽をかぶる人も多いかと思います。
ニット帽は好きなのですが、脱ぐと髪にあとがついてしまうので避けがちでした。
しかし、外に出るとやっぱり寒い…!
次男の散歩ブームもあいまって寒い日でも外に出かける機会が多くなりました。
頭を温かくしたい気持ちが強くなり、バケットハットを編んでみました。
毎度お馴染みの100均の毛糸で編んでみました♪
ニットバケットハット 材料と道具

今回も100均で材料をすべて揃えました。
今年は寒さが厳しいからか毛糸コーナーは空棚が目立ちましたので気になる色がある場合は早めに確保しておきましょう!
< 材料>
・100均の毛糸(黒・ベージュ) メインの色4玉
今回は抗菌防臭効果のあるアクリル並太の毛糸を採用!
ダイソーで見つけました。
ベージュ:少し
アクセントの毛糸は少量使用しました。
次男の猫耳ニット帽のあまりを活用!
< 使用した道具>
・かぎ針(6号)
・段数マーカー
・はさみ
・毛糸とじ針
ニットバケットハット 編み方の手順

完成したニットバケットハットはこちら!
シンプルな感じにしたかったので細編みで編んでいます。
細編みだと目が詰まっているので温かいです。
編み表を公開!
<イラストについて>
商用利用、有料教室での利用、2次配布は固くお断りします。
あくまで個人利用でお願いします。
保育園等施設での利用やお祭り、イベントでの利用につきましてはお問い合わせ、DMにてお知らせください。
<型紙・レシピについて>
あくまで素人作品です。
型紙についてはプリンタによってズレが出ることがあります。
個人の責任での利用をお願いします。
こちらは型紙を使って作った作品をメルカリ等のサイトで販売することはOKです。
型紙のみの販売、転載、配布はお断りします。
販売する際、当ブログの画像を転載することはやめてください。
基本は細編み!作り方を解説。
①わを作り6目編み入れる。

わ の作り方をおさらいしたい人はこちらの記事から↓
②増やし目を繰り返してトップ部分を編んでいく。

編み表にそって増やし目をして編んでいく。
段の最後は引き抜き編み
立ち上がり1目を忘れずに!
③少しずつ目を増やしながらサイドを編んでいく。

増やし目と増減なしの段を繰り返してサイド部分を編んでいく。
だんだん立体的な丸になってきた〜!
④つばの広がりを確認しながらつば部分を編む。

サイドからつばの部分は実際にかぶりながらどれくらいの広がりが欲しいか確認しながら編む。
⑤アクセントに最後一段色を変えて細編みをする。


完成!
最後の段、引き抜き編みにすると編み目が変わってバケットハットの形がくずれてしまったので今回は細編み1段のみにしました。
ニットバケットハット かぶってみた

少し大きめかな?
と思いましたが耳まで隠れるので温かいです。
気になっていた髪にあとがつく問題も解消されそう…!!
つばを折り返すこともできます。


次男もかぶって見せてくれました。
後ろにだいぶ傾いています。
ちゃんとかぶると鼻まですっぽり!
作ってみて困ったこと&解決方法
編み物あるあるのお悩みかもしれません。
今回、段数も編み目も多くて色々と迷子になりました…
私が試した解決策とともに紹介します。
段数がわからなくなる問題
今どこ編んでるんだっけ??
迷子です…。
段数マーカーを活用して解決!
100均の段数マーカーで段のはじめ、立ち上がり1目のところにつけておきます。
これで段の始まりが分かるので終わりも分かります!
編み表にどこまで編んだかチェックを入れる。
家事や育児の合間に編んでいるのでどこまで編んだかメモっとかないと分からなくなります。
とにかく印と日付をつけて記録していきました。
編み目がきつくなる問題
知らない間にギットギチの編み目になってしまっていました。
かぎ針が入らない!
そんな状態になったらもうサイズが変わってきちゃう…。
手を休める
手が疲れてくると編み目がキツくなる傾向にあるので手首をブラブラさせて休憩をはさむようにしました。
一回り大きな針を使う
今回6号を使ったのですが7号に持ち替えて編む方法です。
しかし、かぎ針を戻すのをすっかり忘れてキツくなく編み始めてしまうと編み目の大きさがバラバラに…
できるだけ同じ号数のかぎ針で力を抜いて編むことが解決策かなと結論が出ました。
忘れずにかぎ針を戻せる人には有効かと思います。
アレンジを楽しむアイデア

今回は下1段だけ色を変えてアクセントをつけました。
散歩等に使うようだったのでどんな格好にも会うように本当は黒のみにするつもりだったのですが何かものたりない…
と思い、1段だけ違う色で編んでみました。
ボーダー柄にしてみたり つば部分 のカラー変更などもおすすめ
子どもたちいわく、「可愛くない」
地味ってことですね。
ニットバケットハットの商品を見てみると太めの毛糸でボーダーになっていたり、同じ黒系でも素材や色味をまぜておしゃれな感じになっているものがありました!
自分の好みに合わせて作ってみてください♪
長編み・長々編みを使えば、軽やかで柔らかい印象に仕上がる。
編み方を変えると印象も変わります。
細編み:目がぎゅっと詰まるので暖かくしっかりした仕上がりになる。
段数が多くなるぶん、時間がかかり手も疲れやすい。
長編み:高さが出るので段数も少なく作りやすい。
軽やかな仕上がりになる。
長々編み:長編みよりもさらに高さが出てよりふんわり柔らかな印象になる。
長編み、長々編みどちらも目がつまらないので風が通りやすく、寒さ対策という点では弱いかと思います。
真冬用ではなく、春夏用に編むのであればこちらの編み方がオススメです!
完成後の感想と使い心地

散歩や保育園の送迎などは帽子を活用するようになりました!
• 髪にあとがつかないのが嬉しい!
• 暖かく柔らかいので、畳んで収納も可能。
• 少し大きめサイズにしたことで余裕があり、快適に使える。
静電気は免れないので注意!
まとめ:ニットバケットハットで外でも暖かく過ごそう!
今回は、100均の毛糸を使ってニットバケットハットを編む方法をご紹介しました。
細編みでぎゅっと目の詰まった暖かい仕上がりが特徴ですが、長編みや長々編みを使えば軽やかなアレンジも楽しめます。
自由なアレンジが楽しめるのが手作りの醍醐味!ぜひ、自分だけのオリジナルバケットハット作りに挑戦してみてください。
子どものニット帽も作っています♪
ぜひ覗いてみてください。
コメント